手のひらに星空を! 「Google Sky Map」
2010年04月07日 12時00分更新
作者名:Google
価格:無料
カテゴリ名:書籍&文献
バージョン:1.4
作者サイトURL:http://www.google.com/sky/skymap/
「Google Sky Map」は、Android端末で星図を表示し、星空を再現するアプリです。
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単純に再現するだけではありません。ユーザーの現在位置をGPSで補足して、その位置から見える星空を画面に映し出します。つまり、ユーザーが夜空を見上げたときに、実際に見える星空と同じ状態を表示するのです。
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アプリを起動したら、端末を空にかざしてみましょう。それが、実際に見えてる星空と同じということがわかるでしょう。……とはいえ、都市部ではそこまで星が見えるとは限りませんけどね。ともかく、実際の星空と同じ状況が画面に再現されているわけです。視線を動かすように、端末を動かせば、そのとおりに星空が動きます。
星空を見上げながら画面を見つつ、「ああ、あれはオリオン座のベテルギウス。実はベテルギウスはね、もうとっくの昔に爆発してるかもしれないんだよ……」なんてことを話して楽しむことができますし、位置の補足さえできれば、室内でプラネタリウムのように星空を楽しむことだってできます。
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標準設定では星名、星座の補助線、経線緯線、星雲名などが表示されていますが、画面をタップして表示されるメニューから、それらを非表示にすることもできます。また、画面の自動スクロールと、スライドによる強制スクロールを変更することも可能です。
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星空を見られるのは上空だけではありません。端末を下に向ければ、地球を透かして南半球の空を見ることだってできます。南十字星を発見しました!
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移動している惑星もきっちり見られます。土星発見!
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メニューから「Toggle night mode」を選ぶと、バックライトが極力気にならない「ナイトモード」になります。夜に外で星空観察をするときには、手元も暗い方がいいですから、このモードにしておくとほかの観察者の迷惑になりません。
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検索もおもしろいです。日本語には未対応なのが残念ですが。たとえば、「すばる(Pleades)」を検索します。
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画面にはリングと矢印が表示されます。その矢印の方向に端末を動かしていく必要があります。自分で見つけることができるのですね。近づくとリングの色がだんだん赤に近づいていきます。
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すばる(M45星雲)を発見しました!
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拡大してみました、確かに、すばるっぽい形ですね。
Google Sky Mapは、部屋の中で1人で眺めるもよし、夜に屋外で実際に星を観察しながら使うもよし、手のひらの中で星空を存分に楽しむことができる楽しいアプリです。
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