東芝が2011春モデルパソコン第2弾を3シリーズ発表。注目は新コアiを採用する21.5インチワイドのフルHD液晶一体型PCと、13.3インチワイド液晶のモバイルノートPCだ。すべて従来機とボディーのデザインは同じで、スペックアップや機能強化などが主な変更点となっている。
ダブル3波搭載『dynabook Qosmio D711/T98W』 |
↑『dynabook Qosmio D711/T98W』(予想実売価格20万前後、3月下旬発売予定)。 |
フルHD液晶一体型PCの『dynabook Qosmio D711/T98W』は、デジタル3波チューナー×2を採用する、新コアiシリーズ搭載のAVマシン。BD-Rドライブは大容量規格“BDXL”に対応し、100GBや128GBのBD-Rにたっぷり地デジを録画できる。2コア4スレッド実行のCore i5-2410M(2.3GHz)、メモリー4GB、HDD 1TBを搭載するほか、エンコード専用エンジン“Spurs Engine”を備える。
同時発表の『dynabook Qosmio D710』(17万円前後、3月上旬発売予定)は、本体は『dynabook Qosmio D711』と同じデザインだが、CPUがCore i5-480M(2.66GHz)と従来世代で、Spurs Engineなし。加えて、地デジチューナーはシングル、BDXL非対応とすることなどで、コストパフォーマンスに優れたモデルという位置づけだ。
光学付き13インチモバイル『dynabook R731/39B』 |
↑『dynabook R731/39B』(予想実売価格21万円前後、3月下旬発売予定) |
『dynabook R731』シリーズは4モデル発表。128GB SSDを採用する最上位モデル『dynabook R731/39B』は、重量約1.29kg、最厚部24.7ミリと薄型軽量だ。バッテリー駆動時間は公称値で約13時間と長時間駆動。2コア4スレッド実行のCore i5-2520M(2.5GHz)、メモリー4GB、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。液晶はLEDバックライト式の13.3インチ(1366×768ドット)。
従来とボディーは同じだが、新たにUSB3.0に対応。端子部分(コネクター)が青色になっていることで、新旧を見分けられる。
新機能“パネルオープンパワーオン”は、パネルの開け閉めだけで、電源のオン・オフができるというもの。OSの起動速度が変わるというわけではないが、電源を落としたときに、いちいち電源が切れるまで液晶を開けて待たなくていいのはうれしい。
なお、R731はエントリーモデルの予想実売価格が12万円前後というのも特徴。光学ドライブを省き、CPUがCore i3-2310M(2.1GHz)、メモリー2GB、HDD 250GBなど割り切った仕様だが、魅力的な価格設定だ。
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