パナソニックから久々にメディアプレーヤー『SV-MV100』が登場しました。(タブレット型ですがCES2011で発表されたビエラタブレットではありませんよー)
↑3.5インチ(854×480ドット)のタッチパネル液晶を搭載。重量は130g。3月18日発売予定、予想実売価格は3万円前後。
↑色はホワイトとブラックの2色。フチが緑なのはホワイトで、赤がブラックです。背面の色が異なります。
内蔵メモリー容量は16GBで動画は最大12時間、音楽は最大50時間の再生が可能です。また、SDカードスロットも搭載しており、SDXCカードにも対応します。さらに11g/b無線LANを搭載し、YouTubeやワンセグ、FMラジオ、ブラウザーなどの機能を備えています。このへんは既発売のメディアプレーヤーと同等ですね。
特徴的なのは、同社のレコーダー、ディーガとの連携。DLNA内のディーガと連携して、本機で放送のリアルタイム視聴や録画番組のストリーム再生、ワイヤレスでの番組持ち出しができます。
↑ディーガのチューナーで受信した地デジ、BS/110度CSの放送やHDD内の番組を別の部屋で視聴可能。ただし連携できるのは2月発売の新モデル以降に限ります。
動画再生はH.264、MPEG4、WMVに対応。最大ビットレートは4Mbps(MPEG4時)。実際に映像を観てみましたが、ワンセグ画質と比べるとはるかにキレイで、まったくストレスなく視聴できるなあと思いました。
また、番組転送も便利。現在、各社のBDレコーダーがケータイや携帯端末への番組持ち出し機能を搭載していますが、ケーブルレスで持ち出し転送ができるのは、おそらくこの製品が初めて。転送のタイミングを3日前、前日などと決めて自動転送もできます。ただしリアルタイムエンコードを行なうため、ディーガで番組録画中はストリーミング視聴や自動転送が行なえないなどの制約があるようです。
新モデルのディーガは3チューナー搭載で15倍の長時間録画にも対応するなど、録画可能時間がさらに長くなりました。録画しても観る時間がなくて……という方には、手軽に番組を転送できる本機は便利なのではないでしょうか。
まとめると
- 記録形式:【動画】H.264、MPEG4、WMV 【音楽】MP3、AAC、WMA、SDオーディオ
- 内蔵メモリー:16GB
- 駆動時間:動画最大12時間、音楽最大5時間
- 無線LAN:IEEE802.11b/g
- カードスロット:SD(SDXC対応)
- その他機能:ウェブブラウザー、YouTube、ワンセグ、FMラジオ
こんな感じです。テレビ/動画まわりが強い、iPod touch的なデバイスとしては、ワンセグが入ってるぶんオトク感もあり。早く店頭で触ってみたいですね。
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