週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

今年の花粉症特選対策アイテム完全レビュー[週アス本誌連動]

2011年02月22日 19時00分更新

  かゆみ、くしゃみに鼻づまり。今年もツライ花粉の季節が始まりました。日本気象協会によれば、今年は昨年の猛暑の影響で飛散量が5~10倍になるそうです。また、東京都は、最も患者の多いスギとヒノキの花粉は、85年の観測開始以来、2番目に多い飛散量になるとの予測を示しています。いずれにせよ、今年は花粉症の人にはツラい春になりそう。下記のレビューなどを参考に対策グッズをそろえて、症状の緩和に努めましょう!

20100221tate

 本日発売の週刊アスキー2/22号では、さまざまな花粉対策について特集しています。なかでも、花粉防衛グッズは週アススタッフが実際にテストしているので、ほどよく参考になるハズ。しかし、ページの都合上、テスターの想いはあらかた担当編集によって削られているため、週アス-週アスPLUS連動企画として、ここに完全版レビューを掲載します。

 週刊アスキー本誌の特集では、グッズ使用例が具体的に写真アリで掲載しています。その他の花粉情報のまとめていますので、この記事と合わせて読むと、相乗効果でより楽しめるのでオススメです。では、各スタッフの感想をお楽しみ下さい。

 

『ピットストッパー』   レビュー担当:編集部 村野

鼻に入れたフィルターで花粉を防ぐ
鼻に入れたフィルターで花粉を防ぐ
↑鼻栓状のフィルターで花粉をブロック。流れる鼻水を止める効果もある。

●商品名:ピットストッパー
●実売価格:525円
●発売元:バイオインターナショナル

【編集部 村野の感想】
 付けていてまったく違和感がない、ってほどではないけどマスクを付けているよりはだんぜん呼吸がラク。口の方は完全にフリーになるし。なにより着用が目立たないのがいい。鼻が詰まっているときに、さらに鼻に物を詰めることに若干抵抗がないわけではないけど、鼻詰まりではなく、鼻水ダダ漏れ系な人には有効かな?
 鼻水を吸収してくれる、とのことだけど、それでも鼻をかみたくなったときに、いちいち取り外して、それを再度鼻に突っ込むことを考えると、ちょっとイヤかなぁ。
 あと、とにかく目立たないのがスゴい。正面から見ればよっぽど見つめない限りわからないと思う。接客業の人とか、マスクをして仕事をしづらい人はありがたいね。

 

『うるおい光クリエール』   レビュー担当:編集部 まさひら

アレルゲンの分解に加湿もできる
20100221tate
↑プラズマ放電でアレルゲンを分解する“高速ストリーマ”を搭載。花粉やカビ、ダニの糞を除去できる。

●商品名:MCK75L-W うるおい光クリエール
●実売価格:5万200円前後
●発売元:ダイキン工業

【編集部 まさひらの感想】
 居間と寝室で使ってみたところ、数分で効果が体感できた。空気が“澄む”というか、スッキリとしてホコリっぽさがなくなる感じ。自分の服に付いてる花粉をきっちり落としておけば、これで室内を“安全地帯”にできる。
 “ecoモード”があって、動作音を抑えつつ消費電力を抑えてくれるのも魅力。寝ているときに、一晩中つけていても気にならないのがうれしい。

 

『MC-SS300GX』   レビュー担当:ライター 近藤

そうじをしながらアレルゲンをキャッチ
そうじをしながらアレルゲンをキャッチ
↑そうじ中に微粒子イオンの“ナノイー”を放出し、巻き上がったハウスダストや花粉をキャッチする。

●商品名:MC-SS300GX
●実売価格:6万8000円前後
●発売元:パナソニック

 【ライター 近藤の感想】
 搭載したセンサーでハウスダストや花粉などの除去レベルをチェックできる。花粉は目に見えないので、いままではちゃんとそうじできていたかわからなかったけど、これなら成果がわかる。気分的に“キレイになった感”が強くてスッキリ!
 ナノイーに関しては、正直効果はよくわからず。でも、自分がいま使っている古い掃除機より、はるかに排気のホコリっぽさ少ないのは確か。

 

『ポレノン』   レビュー担当:編集部 相川真由美

素肌に吹きかけて、花粉の付着を防ぐ
素肌に吹きかけて、花粉の付着を防ぐ
↑野菜などに含まれる糖分“ペプチド”の働きで花粉を吸着!? スプレーするだけの花粉対策。

●商品名:ポレノン
●実売価格:3000円前後
●発売元:ワイズ

 【編集部 相川真由美の感想】
 無臭でさっぱりとした使用感。花粉そのものに対しての効果はわからなかったけど、ムズムズしているときに使うと、ひんやりして気もちいい。
 お化粧をした後にスプレーを直接吹きかけるのはちょっと抵抗感があるけれど……。指に付けて鼻の下や目の周りに塗っても効果があるそうです。
 あと、マスクに直接吹きかけて使うのもおすすめ。吸い込む空気がしっとりするので呼吸がラクになります。

 

『のどぬ~る ぬれマスク 加湿』   レビュー担当:編集部 大佐藤

保湿フィルターでマスクに潤いをプラス
保湿フィルターでマスクに潤いをプラス

●商品名:のどぬ~る ぬれマスク 加湿
●実売価格:480円前後
●発売元:小林製薬

 【編集部 大佐藤の感想】
 大きめサイズのオレの顔にもピッタリフィット。ゆるやかなカーブで鼻からアゴを包み、会話で唇が動く際にも違和感がないのが好印象だ。付属の“特殊形状ぬれフィルター”というヤツは、つまり濡れた綿みたいなもの。マスクの間に挟んで使うと、吸い込む空気に加湿されるので息がラクになる。避難訓練で“火事のときは、ハンカチを濡らして口と鼻にあてる”と習ったので、たぶん、花粉用のマスクも濡れているほうがいいのだろう。もちろん、このマスクは火事の時には使っちゃダメだけどね。

 

『花粉棒』   レビュー担当:編集部 相川いずみ

そうじ機が“花粉除去装置”に早変わり
そうじ機が“花粉除去装置”に早変わり
↑無数の小穴と半球型の山が付いたそうじ機用のアタッチメント。取り付け口はフリーサイズ。

●商品名:花粉棒
●実売価格:2100円前後
●発売元:石崎石材

【編集部 相川いずみの感想】
 取付口のサイズがフリーなので、ほとんどの掃除機に付けられます。ただ挿すだけなので、とっても簡単だし。実際、花粉は目に見えないので、効果は???でしたが、猫の毛、かみの毛、ティッシュのきれはし、食べかすなど、細かいものはとてもよく取れました。
 カーテンとか、こたつ布団とか、普通の掃除機では“ギューッ”って吸い付いちゃうものでも、くっつかずなでるように動かすだけでキレイになるので感激。見た目は大きいけど、中は空洞なのでとっても軽く小柄な私でもラクラク使えました。

 

『IG-CM1』   レビュー担当:編集部 こうのす

イオンを飛ばして、アレルゲンを狙い打つ
イオンを飛ばして、アレルゲンを狙い打つ
↑“プラズマイオンクラスター”でアレルギー物質を分解。花粉の“殻”は破壊できないが、表面のアレルゲンには効果あり。

●商品名:IG-CM1
●実売価格:1万3000円前後
●発売元:シャープ

【編集部 こうのすの感想】
 正直、最初は半信半疑でした。っていうか、疑ってました。で、会社の机の上に置いて1日中試したときは、イマイチ効果実感がわからず。枕元に置いて寝てみるも微妙でした。
 でも、翌日電源入れっぱなしのまま寝室を締め切って出かけたところ、夜に帰宅して扉を開けた瞬間、ハッキリわかるほど空気の質が変わっていてビックリ。高原の空気(?)っていうか、普段とはちがう澄んだ空気に効果を実感しました。
 ちなみに、“花粉症専用アイテム”ではなく、花粉の“殻”の中にあるアレルゲンは分解できないなどあるらしいけれど、コンパクトさと充電すれば電源なしでも動くのは魅力です。オフィス→クルマ→自宅のデスクと、携帯電話のように持ち歩いて使いたいですね。

 

 今回は編集部で気になるアイテムを取り寄せて、実際に1週間ほど使用。その結果をレビューにまとめました。実際の商品の使用方法などの詳細は、2月22日(火)発売の週刊アスキー本誌で掲載しているので、ぜひそちらもあわせてご覧ください! 大切なことなので、2度書きました!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります