Androidのユーザーコミュニティ“日本Androidの会”の2月の定例イベントを東京大学駒場第二キャンパス コンペンションホールで開催されました。
今回のイベントは“2011 INTERNATIONAL CES”がテーマ。まずは、日経BPの『日経コミュニケーション』や『ITpro』の 副編集長を務める菊池 隆裕氏が現地リポートを発表。ソニーエリクソンの『Xperia arc』などAndroid端末の出展状況をはじめ、4G(第4世代移動通信)の状況やSmart TVへの取り組みなどの報告がされました。
CESの報告 |
↑“2011 INTERNATIONAL CES”の報告をする日経BPの菊池 隆裕氏。“Android Application Award”事務局にも在籍する。 |
その流れで、“Smart TV”に関する発表があると思いきや……マイクロソフト デベロッパー&プラットフォーム統括本部 UX&クライアント推進部のアーキテクトエバンジェリスト高橋 忍氏が登壇。『Windows Phone 7』のアプリケーション開発環境をデモンストレーション付きで紹介。さまざまなサービスの“ハブ”として利用するという設計思想を紹介し、Windows Phone 7の可能性を示しました。3月にはイベントを開催する予定ということですが、期待大ですね。
マイクロソフトからゲスト!? |
↑Androidのイベントに、なんとマイクロソフトの高橋忍氏が登場!! 開発環境の特長を紹介しながら、またたく間に『Twitter』のクライアントアプリをつくっていました。 |
“WP7”現わる! |
↑高橋氏の発表中、会場では『Windows Phone 7』が回覧されました。まだ、英語版でしたが……動作も素早くUIもかっこいい。発売が待ちどおしいです。 |
そのあとは、ソニーのHE事業本部 企画戦略部門ビジネス推進部の鈴木 敏氏が、昨年10月に発表した“Google TV”プラットフォームを採用した『Sony Internet TV』を紹介。ネットと放送の融合が進む状況をレポートしました。
また、シャープ AV開発本部 要素技術開発センター 第二開発部の本山 雅氏が、テレビテレビのネット対応の現状を説明。テレビ業界が大きな転機を迎えていることが感じられました。
最新Android端末にSmart TV、さらにWindows Phone 7と“最新OS”の世界は新しい話題満載。スピーディーな展開から目が離せないですね! なお、次回の“日本Androidの会”は3月7日に開催の予定です。
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