『Keynote』
バージョン:1.3.1
App Store価格:1200円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
プレゼンの目的は、コッテコテのスライドを作り込むことじゃない。伝えたいことがしっかり伝わる、それがもっとも重要なこと。『Keynote』はPCのプレゼンソフトよりシンプルだけど、そのぶん印象的なスライドを直感的に作れて手になじむよ!
iPadだけでサクサク作れる |
Keynoteはプレゼン用スライドを作成可能なアプリ。オプションの出力アダプターがあれば、準備だけでなく実演だってできちゃうぞ!
Keynoteのいいところは、見栄えのいいスライドを誰でも簡単に作れるところ。特にグラフや表の挿入は楽勝。ややこしいウィザードがなく、デザインを選べばとりあえず挿入できる。項目の増減や数値の変更もダブルタップでオーケー。筆者が社会人1年生だった20年数前、スライドの内容を1枚ずつ熱転写シートに手書きしたアナログ時代には想像できなかった手軽さだ。
iPadにある画像を貼り込める |
iPadに保存してある写真を貼り付けるのも簡単! 影を付けて立体的にしたり、反射させるのもワンタッチで加工できるし、写真サイズや位置の微調整もドラッグで直感的に行なえる。スライドのデザインはビジネスっぽいものから趣味っぽいものまで12種類から選べるのもうれしい。
アニメーションでメリハリを付けよう |
文字が飛び跳ねるなど、躍動感のある視覚効果を付ける“マジックムーブ”という機能を使うと、例えば左にある写真が右へ移動し、斜めになって静止したところへ文字が現われる、といったアニメーションのようなスライドも簡単に作れる。
もちろんPCとのデータのやりとりができる |
作成したスライドはメールやiTunes、WebDAVなどさまざまな方法でPCとやり取り可能だ。Dropboxには未対応だけど“DropDAV”(サイトはコチラ)のような無料サービスを使うと、DropboxをWebDAVサーバーとして利用できて便利。
ただし、PCのプレゼンソフトと比べるとフォントの種類が少ない。パワーポイントなどで作成したスライドを読み込もうとすると、スライドによってはフォントが勝手に置き換えられてしまうことが何度かあった。
また、縦書きにも未対応なので、PCで作ったスライドを取り込み、完璧に再現したいという過度な期待は禁物です。てな点を踏まえ、プレゼンのためだけにPCを持参するのが嫌な人は、ぜひお試しあれ!
『Keynote』
App Store価格:1200円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2010 Apple Inc.
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