1月20日、凸版印刷とインテル、凸版印刷の子会社のビットウェイが電子書籍事業での協業を発表しました。新会社『BookLive』を設立し、クラウド型の電子書籍サービス『BookLive!』を2月上旬よりスタートさせるとのこと。
インテルの技術協力により、電子書籍プラットフォームの構築やビューアーの開発を進めつつ、PCやアンドロイド端末向けの配信サービスとして展開するそうです。共通IDの導入により、一度購入したコンテンツを複数の端末で楽しめるのがポイント。サービス開始時のコンテンツは小説やコミックを中心に約3万点を用意していて、春までに雑誌や写真集を追加して10万点を目指すとのことです。
サービスの発表に際して凸版印刷の大湊常務は、「インテルとの協業によりハードウェアやシステム開発まで、消費者にとって魅力的なサービスをトータルにご提供できる」と自信をのぞかせていて、コンテンツの充実度だけでなく、検索やダウンロードの快適さにも期待ができそう。
発表会に登場した各社の代表。左から凸版印刷の情報コミュニケーション事業本部長・大湊満氏、ビットウェイ社長・小林泰氏、ビットウェイ常務・淡野正氏、インテル副社長・宗像義恵氏、インテルキャピタルジャパンのマネージングディレクター・出川章理氏。 |
BookLive!には出版社各社も賛同企業として名を連ねていて、出版のデジタル化の波はますます加速しそうですね。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります