ユニークな外観で話題をさらった電子辞書『PW-AC10』(シャープ)に後継機が登場です。前機が“40~50代のビジネスパーソンに人気だった”という結果を踏まえた進化、ということですが、いったいどのような内容になっているのか。
スマホっぽいボディーがイカす! |
↑音声学習機能が充実。TOEICのリスニング対策にも使える。(写真のイヤホンは付属のものと異なります) |
今回登場の『ブレイン PW-AC20』は“通勤・通学のスキマ時間でTOEIC対策”をコンセプトに制作されたモデル。
TOEICと言えば、世界標準の英語テストですが“リスニング問題”の攻略が日本人の大きな課題。そこで、このモデルには単語や熟語、文法を耳から学べる教材が入っています。ちなみに、制作したのはアルク社。“一定のリズムに乗せて英語を聞くことで効率よく記憶できる”という“チャンツ”の教材もありました。実際に試してみたところ、音楽をバックにリズミカルに単語がくりかえさる内容。これなら、けっこう楽しく勉強できそうです。
なお、肝心の辞書機能も『広辞苑』、『漢字源』、『パーソナルカタカナ語時点』、『ジーニアス英和・和英』と基本ときっちりと押さえた内容です。
カラバリは6種類 |
↑白基調と黒基調がそれぞれ3色づつ。 |
『ブラックベリー』っぽい外観とあいまって、スタイリッシュなみため。確かに、スーツ姿のビジネスパーソンがもっているとサマになりそうです。実売予測価格は1万5000円前後です。
弓がた配列のキーボード |
↑『ブラックベリー』ふうのキー配列。非常にコンパクトだが、凹凸がしっかりあるので押しやすい。 |
知らない単語をガンガン打ち込んで辞書を引く場合などに便利な“qwertyキーボード”。ケータイアプリなどでも辞書はありますが、長めの単語には、こちらのほうがダンゼン便利。文字サイズの切り替えボタンや、問題集内で特定の単語の表示/非表示を切り替えてテストできるボタンなど、専用端末ならではの便利機能もあります。
上部に電池を入れる |
↑液晶下に単4電池2本が入る。 |
上の写真のとおり、本体上部に電池を2本入れるのでバランス的にはちょっと? でも、そもそもとても軽いので気にならないレベルではあります。
さっと引ける辞書が欲しいけど『家庭の医学』とかは要らない、という割り切り派にピッタリのシンプル端末。毎日持ち歩いて、辞書を引く習慣を身につければ英語力アップに貢献することまちがいなし。
こんな時代ですから、自己投資のひとつにいかがでしょう?
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