今年大注目のAMDの“Fusion APU”。先日のCESでは搭載ノートがたくさん展示されましたが、自作派が気になるのは、もちろんマザーボードですよね。ということで、Fusion APU搭載のギガバイト製マザーボードをいち早くチェックしました。
Mini-ITXの『E350N-USB3』です。CPUはAtomなどと同じオンボードタイプで、『AMD E-350』(1.6GHz)、GPUは『Radeon HD 6310』を搭載。対応メモリーはDDR3 DIMM×2基、拡張スロットはPCIエクスプレス×16が1基、4基のSATA3ポートを装備してます。製品の発売は2月中旬以降で、価格は未定。
↑ヒートシンクを外してみました。右がGPU統合CPU“Fusion APU”となります。
↑出力端子はUSB3.0×2、USB2.0×4、HDMI、DVI、D-Sub15ピンなど。
そんなわけで、E-350を含めたCPU内蔵グラフィックの性能をさくっと計測してみましたよ。
3DMark 06(1280×768ドット)スコアー
AMD E-350(1.6GHz) 2041
Atom N550(1.5GHz) 146
i3-380UM(1.66GHz) 1109
Cerelon U3400(1.06GHz) 1070
Core i7-2630QM(2GHz) 4345
とまあ、こんな結果になりました。旧コアi系CPUには勝ったけど、さすがにSandyBridgeには負けちゃいますねー。
さて、このほかにも注目の消費電力など、さらに詳しく性能を徹底検証した結果は、2月1日発売の週刊アスキーと、1月27日発売の週刊アスキー自作増刊号でご紹介予定です。Atom やCULVとガチンコ比較してますので、どうぞご期待ください!!
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