富士通とソニーが本日、春モデルPCを発表しました!
富士通の注目モデルは、PCとしてはじめてグラスレス3Dに対応した『ESPRIMO FH99CM』。細かいレンズが配置された専用パネルを取り付けることで左右の目に異なる映像を見せ、メガネがいらない裸眼での3D映像を視聴可能にしています。
ポイントは専用パネルを自由に着脱可能なところ。用途に応じて手軽に2D表示と3Dの切り替えができます。さらに、GPU内蔵の新コアi7と3波ダブルチューナーを搭載。リビングPCとしても期待できる1台です。
フルHDの23インチ液晶でノート用のコアi7-2630QM(2GHz)を採用した一体型モデル。2TBのHDDを搭載し、長時間の番組録画もおまかせ。 |
無数のレンズが並ぶ3Dパネルは、単体ではすりガラスのように奥が見えない構造だが、液晶ディスプレーに密着させると、映像が透過して見えるようになる。 |
「実際のところ、ホントに浮き出て見えるの?」ということで、同時発表された偏光方式を採用する『ESPRIMO FH99CM』と3D映像の見えかたを比較してみました。
さすがにメガネありの偏光方式に比べると映像の飛び出しや奥行き感は浅いものの、3D映像を長時間観ても目が疲れにくい印象でしたよ。専用のメガネが不要のため、3D視聴の敷居も従来よりずっと低いのがポイントですね。
視聴時の上下、左右の位置決めは、偏光方式に比べてややシビア。 |
液晶上部には2台のウェブカメラを搭載。3D映像を撮影できる。 |
また、ソニーと富士通はAMDのFusion APUを採用の新モバイルマシン『VAIO Y VPCYB19KJ』と『LIFEBOOK PH50/C』を発表。両機種ともHDMI端子を備え、大画面液晶テレビにフルHD出力が可能。
CPUとDirectX11対応GPUを統合したプラットフォームにより、CPU性能こそコアi3に劣るものの、3D描画性能では圧勝。HTML5の登場で単純なウェブブラウジングでもGPU性能が求められるようになっている中、サブマシン候補として注目の機種です。
開発コード“Zacate”と呼ばれたCPUは“AMD E”シリーズとして展開。ソニー『VAIO Y』と富士通の『PH50/C』に搭載されているのは、いずれも『AMD E-350』(1.6GHz)。 |
ソニーの『VAIO Y』。約1.4キロというネットブック並みの軽さで、HD動画コンテンツを楽しめる。 |
富士通の『PH50/C』で大画面液晶テレビにAVCHD動画を出力。カクつくことなくスムーズに再生できた。 |
このほか、日本HPなど各社から新コアi7搭載のマシンが続々登場。 HPのフラッグシップノート『HP Pavilion dv7-5000』を使った旧コアi7とのベンチマーク対決では、ノート用新コアi7の圧倒的な実力が発揮されました。
さらに詳しい内容は、1月18日(火)発売の『週刊アスキー』24ページからの特集「2011春の新型パソコン28機種」をご覧ください!!
HPの17.3インチ液晶搭載ハイエンドノート『dv7-5000』。GPUに“Mobility RADEON HD 6570”を採用し、3Dゲームもストレスなく遊べる1台。 |
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