『PrintBureau for all your printing needs』
バージョン:1.7
App Store価格:1500円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
iOS 4.2の新機能『AirPrint』って、対応プリンターがHP限定。しかもWiFiのない場所じゃ印刷できない! 移動中に大至急、職場のプリンター(エプソンとか)へ印刷したいときはどうすれば? てなときに重宝するのが『PrintBureau for all your printing needs』(以下、PrintBureau)というアプリ。
ほとんどのファイルがプリントアウト可能 |
PrintBureauはPCに専用ソフトをインストールすることで、iPadから印刷指示を出したデータを、そのPCで利用可能なプリンターへ間接的に出力するアプリ。
印刷対象はメール、ウェブ、写真、テキスト、PDFなどのほか、カレンダー、連絡先、クリップボードなどあらゆるデータ。
プリンターの縛りもない。無線だろうが有線だろうが、パソコンから利用可能であればメーカーや新旧は問わない。エプソンのちょっと古めの『PM-930C』でも、ちゃんと印刷できた。
ファイルの置き場所も自由。ローカルはもちろん、DropboxやGoogleドキュメントなどのクラウドにあるファイルもオーケー。Evernoteには未対応だけど、メールなどは他のアプリからも取り込めるので、外出先で突然ファイルをもらってもどうにかなる!
PC側にもソフトのインストールが必要 |
アプリから打ち出すために、PCへ『WePrint』というソフトをインストールする。ウィンドウズ版のほかMac版もあり、どちらも無料! ダウンロードはコチラからどうぞ。
筆者が一番便利だと感じたのは、WiFiのない場所でも3G回線で印刷できるところ。方法はWiFiのときと同じで、印刷したいファイルを開いて右上のアイコンをタップするだけでいい。
あとはWePrintが定期的に印刷データの有無を確認し、該当するものがあると印刷する。印刷データの確認方法はメールやWebDAVなどが選べるけど、オススメは設定が超簡単なGmail。
3Gでの印刷はiPad/iPhoneとPCの設定に注意 |
3G回線で印刷する場合は、PCのWePrintに加え、PrintBureauでも同様に設定するのを忘れないでね。
出先からプリントして時間短縮しよう |
実際に印刷すると想像以上にキレイ。上下左右に余白があるなど見栄えもいい。ただし、日本語の連絡先やテキストが文字化けする不具合があるので、今後の改善を待とう。
いつでもどこからでもiPadで印刷できるということで、「職場に戻ってから印刷しなきゃ」とか、「数十ページもあるPDFを印刷し終わるのを待たなきゃ」とか、そうした気苦労から解放されたのがうれしい。iPadだけでなくiPhoneでも使えるので、頻繁に印刷する人はぜひ試してみてね!
『PrintBureau for all your printing needs』
App Store価格:1500円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) EuroSmartz Ltd
・ダウンロードはコチラをクリック!
※このアプリはiPhoneとiPadの両方に対応しています
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