今の電話番号でタダ電できるiPhoneアプリに惚れた！

『Viber - Free Phone Calls』
バージョン：1.0.5
App Store価格：無料
（バージョンと価格は記事掲載時のものです）

　iPhoneで電話をかけると、音はこもるし、しょっちゅう切れる。スカイプもいいけど、相手のIDを知らないと電話ができないのがどーにも不便。そこで！　090や080で始まるiPhoneの電話番号を使って通話ができる『Viber - Free Phone Calls』（以下Viber）を使えば、普通の電話感覚で無料通話ができちゃうぞ！

連絡先からViber登録者かわかる

　一番感動したのは電話帳の使いやすさ。右側のViberマークが分かる？　iPhoneの“連絡先”アプリに登録した人のうち、Viberで電話ができる人かが一目瞭然！　左上の“Viber”でViberユーザーのみの一覧表示もできるので、「誰が使ってたかな？」なんて探す手間も省ける。

　電話帳は自動更新され、誰かがViberを使い始めるとマークが出る。そもそもIDが存在しないうえ、Viberを使い始めたことすら教えてもらう必要がないとは！　こんなアプリを待っていた！

通話音質は実にクリアー！

　次に感動したのが通話時の音質。これが実にクリアー！　キャリアの回線だと声の表情はかなり伝わりにくいけど、Viberなら囁きやため息などの微妙なニュアンスまで聴き取れる。スカイプ同様、WiFi間で音がいいのは当然だけど、WiFiと3G間、さらに3G間同士でもクリアーなのがスゴイ。3G間の通話は、相手の声がやや遅れるけど、会話に支障が出るほどじゃなかったよ。

不在着信の履歴も表示してくれる

　電話の使い勝手もグッド。例えば画面ロック中に着信すると、プッシュ通知で即座に呼び出してもらえる。不在着信の件数をプッシュ通知の画面やアイコンのバッジに表示するのはスカイプも同じだけど、誰からの不在着信かも分かるのはViberだけ！

　Viberを使えるのは今のことろiPhoneのみだけど、AndroidやBlackBerryへの対応は時間の問題。特に国内ではスカイプ対応のAndroid端末が限られているから、Android版Viberがリリースされれば、キャリアを問わずにタダで話せるようになる！

登録は電話番号で！

　設定も超簡単。iPhoneの電話番号を入力したあと、しばらくするとSMSで送られてくる4ケタの認証番号を入力するだけで準備完了。ログインとかパスワードなんて概念は、最初っからない！

　なお、しばらくしてもSMSが来ないときは、SMSを新規作成し、本文へ“Viber”と入力。対応窓口“[phone]”へ送信するのが一番近道（国際SMSの送信料が1通100円かかるけど……）。新規登録の集中で処理が追い付かず、SMSが届くまでにまる1日かかることもあるみたいだけど、仕方ないのでジッと待つべし！

　ちなみに、iPhoneで登録ができればアプリ自体はiPadでも使えるので、スカイプに頼らなくてもiPadをでっかいiPhoneのように使えますよ（一度登録すると、再度iPhoneで使うにはアプリの再インストールが必要ですが）。

　スカイプアウトのような格安通話サービスと、ビジュアルボイスメールみたいな留守番電話の搭載を個人的には希望！　そうなったらもう標準の電話アプリはポイだ！

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『Viber - Free Phone Calls』
App Store価格：無料
（価格は記事掲載時点のものです）
(c) Viber Media, Inc.
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