先週18日にダウンロード開始した全部入りPDFリーダー『Foxit J-Reader』(記事はコチラ)。それだけに留まらず、今度はなんと、PDF作成プリンタこと『Foxit PDF Creator』のダウンロード提供を開始!こちらも無料なのです。(http://www.foxitsoftware.com/japan/)。
プリンタードライバーとしてインストールされるので、印刷可能なファイルなら手当たり次第にPDF化できます。対応ファイル数は100種類以上。『Foxit J-Reader』と連携しているので、PDF化したファイルに注釈つけたりマーカー引いたりと編集もできると。もうクリエーターとJ-Readerを揃えればPDF絡みの大抵のことできてしまいますよ。なんでもかんでも無料にしちゃってFoxitさんは何を考えているのかと・・・会社は大丈夫なんですか・・・と聞いてみたんですが、超余裕で大丈夫だそうです。←当たり前
そんなわけで、早速試してみました。
インストール後、PDF化したいファイル(この場合はMicrosoft Word 2010)から印刷メニューを選ぶと、プリンター部分に"Foxit PDF Printer"が現われます。(自動的に通常使うプリンターに設定されるので、変更する際はコントロールパネルのデバイスとプリンターで任意のアイコンを右クリックして変更できます)
そのまま"印刷"を選んで、ファイル名を入力すれば即PDF化されるんですが、プリンターのプロパティでPDF作成時の詳細な設定ができるようになっています。
最初に表示される一般タブでは、基本的な、PDFの保存先変更やPDFバージョンの変更などを。
作成時の用紙サイズを決めたり、
埋め込みフォントの扱いを決めたり、
好きな位置に、好きな透明度&色で、画像や透かし文字を入れ込むことができます。
セキュリティー面では、パスワード設定のほか、低解像度印刷やコピーの可・不可など制限をつけることも。暗号化は128-bit AESと128-bit ARC-FOURの2種類が選べて、アーカイブ化したあとの検索時に困らないよう、メタデータを暗号化しないといった設定も可能です。
あとはOK→印刷ボタンを押すだけ!
いちいち印刷メニューから作成するのがめんどくさい人は、ショートカットアイコンへ直接ファイルをドラッグ&ドロップしてもPDFファイルはできますが、どちらにせよ作成したアプリは起動します。ページが大量にあるファイルをPDF化する場合は、印刷メニューからPDF化を行なったほうが安定している印象です。
ちなみに、GoogleMapでルート検索した結果なんかも、ウェブ上の印刷ボタンを選んで"Foxit PDF Printer"を選んだら、サックリPDF化できました。
無料版は印刷時に必ずブラウザーでインフォメーションページが開くほか、3ヵ月の使用制限がありますが、期限切れした場合でも、再度無料版をダウンロードして入れ直せばまた使えるようですよー。
『Foxit PDF Creator』
http://www.foxitsoftware.com/japan/
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