カメラマン 岡田清孝 以前『Data Vault』を撮影しているときに、編集担当の説明を聞いていたら欲しくなって買っていた。この仕事の怖いところ。 |
キーワードでフォルダーを探す
カメラマンという職業は、“撮る”以外にも“撮ったデータを管理する”ことも重要な仕事の一部だ。毎日ぼう大にたまる撮影データは自分の仕事の成果で、納品するまでは絶対に消えてはいけない。また、納品後に「またあの写真を使わせてほしい」という連絡が来ることもあるため、検索性も重要。絶対に安全に保護できて、しかも何万枚もの中から1枚を探せるシステムが欲しい。X510 Data Vaultを導入したのは、それが可能だったからだ。
HP StorageWorks X510 Data Vault |
●直販価格 7万1400円(2TBモデル)、8万1900円(3TBモデル) 製品情報はこちら |
まずデータ保全の面では、複数台のHDDをミラーリング保存できる点がいい。設定ツール“HomeServerコンソール”で“仕事用”などのフォルダーを作成するだけで、標準で複製保存が有効になる(※作成時に複製をオフにすることもできる。DataVaultの場合は標準でオンになっている)。
複製保存は、写真の加工などで使用しているメインPCのバックアップも同じ。搭載OSのウィンドウズホームサーバーの機能で毎日自動でバックアップを作成し、さらにそのデータを複製化して保存するので安心。バックアップからPCの復旧もできるので、メインPCのHDDが故障しても、HDDを交換するだけで対処可能なのだ。
ライブラリに登録 |
↑『Data Vault』の共有フォルダーを直接、ウィンドウズ7のライブラリに登録可能。 |
また、以前使っていたNASの場合、データを探すときは撮影日などから推測でフォルダーを開いて探していたが、この方法はとにかく時間がかかる。しかし、本機とウィンドウズ7を連携させると、非常に強力な検索が使える。写真を保存した共有フォルダーをウィンドウズ7の機能“ライブラリ”に登録ができるからだ。つまり、LAN上にあるデータもPC上に保存したデータと同じように検索できるのだ。
ライブラリの検索が使える |
↑テキストでの検索だけでなく、ライブラリ独自のタグを使った検索も可能。 |
たとえば、ある仕事で撮影した写真をひとつのフォルダーにまとめる。その中に仕事の内容や担当者名などを書いたテキストファイルもいっしょに保存しておく。そうすれば、仕事内容と担当者名の検索でテキストファイルを探し出せる。あとは同じフォルダーをチェックするだけ。これなら膨大な量の写真にタグをつける必要もない。
Data Vaultは、まさに私にとってベストなホームサーバーだ。
【キャンペーン情報】
2011年1月31日(月)まで、X510 Data Vault を20パーセントオフで購入できるキャンペーンを実施中だ。詳細は以下のサイトをチェックしよう。
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