10月30日、AV機器の専門店のフジヤエービックによる『秋のヘッドホン祭2010』が開催されました。前回までの会場であった中野サンプラザから東京・青山のスタジアムプレイス青山に移ったにともない、大規模なイベントへと進化。関東に台風が最接近するという悪天候ではありましたが、会場は多くの人がごった返す大盛況となりました。
会場は吹き抜け構造の7階、8階で行なわれ、計74ものブースがところ狭しと並びました。シュア、ゼンハイザージャパン、モンスター、オーディオテクニカ、ソニー、ティアック……と国内外のメーカーが勢ぞろい。ここで最新のヘッドホン、イヤホンが試聴できるとあって、自前のiPodなどを手に聴き比べる人が数多く、人気モデルの前では長い列が。やはり、これだけの数を一気に聴き比べられるという機会はめったにないことから、地方から足を運ぶ人も多く、ほぼ1日中会場で粘っていた人も少なくなかったようです。
各社ブースでは、発売されたばかりの新製品が並んだのはもちろん、ヘッドホン祭で初公開となった参考出品製品も数多く登場した。またそうした様子が会場に設けられたUstream特設会場から放送されていました。
一方、8階では共同通信によるPCオーディオ展も開催され、リンやエアー、RMEなどPCオーディオ機材なども展示。と、同時にセミナーも開催され多くの人を集めていました。
悪天候という状況にも関わらず、大盛況のうち幕を閉じた今回のイベント。オーディオファンの底力を改めて感じるいい機会でした。この秋冬は最新ヘッドホンでいい音でお気に入りの曲を楽しんでみてはいかがでしょう。
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