iPhone 4の面白さはいくつもあるが、中でも「これはスゴい!」と説明しやすいのがビデオカメラ機能だ。ハイビジョン(1280×720ドット)撮影に対応していて、ホントにケータイで撮ったの? と疑いたくなるような高精細な映像が撮れてしまう。最新のiPod touchで初めてカメラが搭載されたこともあって、iPhone/iPod touchでのカメラ生活を始める人がゾクゾクと増えているのだ。
そんな状況を受けてか、アップルは10月16日、全国6店舗ある直営店、Apple Storeにて“iPhone・iPod touchムービーコンテスト”を開催した。iPhone/iPod touchで撮影し、iMovieアプリで編集した動画を審査するというイベントだ。
Apple Store Ginzaでは、3階にあるシアタールームでコンテストを実施し5作品が紹介された。
審査員は3人。iPhone/iPod touch用カメラアプリ“CAMERAtan”をつくったMorokoshiさん、ウェブメディア“カメラピープル”のジェット☆ダイスケさんと、はぴいさん。
大賞には、デジタル系ライターの斎賀和彦さんがつくった作品が選ばれ、Etymotic Researchの高級ヘッドホンが贈呈された。内容は、神戸のホテルに来たことをビデオレターで伝えるというもの。
斎賀さんが「いかにもiPhoneで撮った映像にならないように気をつけた」と語るだけあって、カメラのアングルが凝っている。接写したエスプレッソマシーンやモーニングプレートの場面をテンポよくつなげて、オシャレな映像に仕上げていた。
当日の審査には、会場にきていたお客さんも加わったが、満場一致で斎賀さんの作品が大賞に選ばれたという。審査員のひとりである、ジェット☆ダイスケさんは「最近一眼レフで動画を撮ったりするんですが、これを見ちゃうとiPhoneでもいいのかなと思っちゃいます」とコメント。
そのほか、AppBank・村井さんが作った1日半を費やしたというサスペンスふうショートドラマに副賞が、花火や祭りなどの夏の風景を撮影したナガシマさんの作品が審査員特別賞が送られた。
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