CGやARなど、最先端のデジタル技術に関するイベント『デジタルコンテンツエキスポ2010』が14日、科学未来館ではじまった。今年は3DCG制作ソフトの実演展示や海外有名クリエーターの講演など3Dにまつわる企画が目白押し。オープニングレセプションでは、開催者が木槌を振り下ろすと、3D映像内の樽が割れて水しぶきが上がる“バーチャル鏡開き”を披露。まさに3D元年のお祭りという雰囲気だった。
↑オープニングで披露された“バーチャル鏡開き”。 |
14日のオープニングレセプションには元宇宙飛行士で科学未来館館長の毛利衛氏が登場。来年2月には同館の新しいシンボル展示をお披露目する予定とのこと。 |
裸眼で観られる東芝の3Dレグザ。CEATECでは大行列だったが、こちらはゆっくり見られた。 |
世界的にも知られる映像ユニット、トーチカが生み出した光のアニメーション『PikaPika3D』。 |
東京大学院情報学環、河口研究室による『Gemotional Bio-Machines』。3DCGの映像を巨大なオブジェとともに展示。 |
3D以外にも未来技術が盛りだくさん。未来技術といえば定番のロボットも。
ヤマハブースで出展されていたNECのコミュニケーションロボット『PaPeRO』はボーカロイドの声で歌を披露。 |
触覚にうったえかける技術の展示も。AR技術はココまで来た!
触覚ディスプレーを使った『Pen de Draw』。ペンが動いて、何もないのにあたかもそこに物体はあるように絵が描ける東京大学と慶應大学KMDの共同研究。 |
首都大学東京の串山研究室による『Thermo-Paradox』。ペルチェ素子を使ったインタラクティブ冷温感覚小型ディスプレー。バーのカウンターで冷たい飲み物をおくと冷えて、暖かい飲み物をおくと暖かくなるなんて事ができそう!? |
手づくり感あふれる展示も。将来的には映画館で導入されるかも!?
首都大学東京システムデザイン研究科が製作した『五感シアター』。3D映像だけでなく、音や風、香りまで、五感を総動員して体感できる。 |
17日まで開催中の同イベント。映画やゲームで取り入れられている最新技術、将来的に実用化されるかもしれない技術を体験しに行こう!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります