マイクロソフトは11日9時半(米国東海岸時間)、『Windows Phone 7』シリーズ9機種を発表した。
提携するキャリアは30ヵ国で60以上にもなる見込み。今回は13の国が発表され、アジアと欧州は10月21日、アメリカも11月8日に販売が開始される。気になる日本での発売や、キャリアについては触れなかった。
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今年2月に概要が発表されたWindows Phone 7がついに正体を現わした。
タイル状のアイコンをメインのユーザーインターフェースとして、これまでのWindows Mobileとは一線を画す操作性を実現。電話やメールの着信がわかりやすく、さらにサクサクと動く操作性が実に気持ちよく仕上がっている。実際に記者会見場で試しに触ってみたが、かなり反応がよく、いますぐにでも使ってみたいと感じさせる操作性となっていた。
| ●Dell Venue Pro |
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| 4.1インチ液晶。縦型スライド方式でQWERTYキーボードを搭載。 |
スペックも見ても、各社クアルコムの『SnapDragon』を搭載し、画面解像度も480×800ドットで統一している。各社のスペックを共通化することで、検証作業に必要な日数やコストを削減する狙いがあるようだ。
| ●HTC 7 Surround |
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| 3.8インチ液晶。スライド式スピーカーを搭載。 |
| ●HTC HD7 |
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| 4.3インチ液晶。 |
| ●HTC 7 Trophy |
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| 3.8インチ液晶。 |
| ●HTC 7 Mozart |
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| 3.7インチ液晶 |
Windows Phone 7は、People、Picture、Office、Music&Video、game、Marketplaceからなる、6つの“ハブ”と呼ばれるアイコンを中心としたユーザーインターフェース構成となっている。
Peopleによって、友人のFacebookの更新などを知ることできる。Pictureでは、画像を管理し、ピンチインピンチアウトで写真の拡大縮小が可能。GameはXbox用ゲームと連携できるのがウリだ。
| ●Samsung Focus |
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| 4インチ液晶。 |
| ●Samsung Omnia 7 |
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| 4インチ液晶 |
Windows Phone 7を投入するメーカーは台湾のHTC、韓国のサムスン電子とLGエレクトロニクス、さらにアメリカのデルの4社が中心となる。今年2月にバルセロナで名前が明らかにされていた、東芝の名前は上がっていなかった。
| ●LG Quantum |
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| 3.5インチ液晶。横スライド方式のQWERTYキーボードを搭載。 |
| ●LG Optimus 7 |
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| 3.8インチ液晶。 |
果たして日本で発売される際、どれだけローカライズされるか。いまから楽しみだ。
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