『AirMicroPad』
バージョン:1.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
子どもの頃、無性に顕微鏡が欲しくて、親にせがんで買ってもらったその日から、手当たり次第に拡大して見まくったっけ。顕微鏡とはちょっと違うけど、『AirMicroPad』というアプリを使うと、iPadでも顕微鏡と同じような体験ができるぞ!
これは何でしょう?(正解は本文に) |
AirMicroPadは、別売のデジタル顕微鏡『AirMicro』からのライブ映像を無線LANで受信し、ワイヤレスで閲覧できるアプリ。
一般的なデジタル顕微鏡はケーブル接続だけど、AirMicroは無線LAN。だからどこでも好きなところを見られる! ちなみに写真は冷凍庫の霜。ただの霜なのに、とても神秘的!
映像はリアルタイムに送られるため、タイムラグがない。ここぞというシーンは“Capture”ボタンでVGAサイズのJPEGとしてiPadの写真アプリへ保存しよう。“Freeze”を押せば保存をせずに静止画を見られる。
映像は撮影保存やキャプチャーできる |
便利なのが、AirMicroを握ると人差し指がくる位置にあるボタンを長押しして、ワイヤレスでiPad(やiPhone)に画面写真を撮れるところ。設定画面で“Camera Button”を“オン”にしておくだけでいいよ。
接続設定はアドレスを手入力するだけ |
無線LAN接続時はAirMicro本体が親機、iPadが子機になるので、無線LAN設備のない場所でも利用できる。大切に育てている植物や農作物の害虫チェック、自然観察などに役立ちそうだね。
ちなみに、無線LANの設定時、静的IPアドレスとサブネットマスクを写真のように手入力するのがポイント。1台のAirMicroから最大255台ものiPadへ同時に映像を送れるので、学校の授業やオフ会などのイベントで使うと楽しいかも。
さてさて、50倍のレンズを使って、身近な物を見てみたぞ!
50倍 シャープペンシルの先端 |
50倍 アストランティアという植物の中央 |
50倍 サボテンの表面 |
50倍 ピンクのシャツの表面 |
200倍 ピンクのシャツの表面 |
シャツの表面を200倍のレンズで見てみたら、何だか分からないほど拡大された。ちなみに30倍~50倍のレンズは女性の肌を、200倍のレンズは男性の頭髪を確認するのに最適だそう。
いろいろ見た結果、筆者が一番興奮したのは日本のお札。あの緻密印刷はスゴイなんてもんじゃない! 画像を掲載できないのが残念だけれど、こんなことが書いてあるんだ! とか、こんな色が使われているんだ! とか発見ありまくりで眠れなかったくらい!
決して万人向けじゃないけれど、この楽しさ、この便利さが分かる人ならエンジョイできること請け合い!
『AirMicroPad』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
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