今年2月に東京にオフィスを開設し、日本での活動を本格化させつつあるFacebook。9月28日に開かれたメディア向け懇親会で、日本支部代表の児玉太郎氏に日本でのサービス展開の戦略を聞いた。
↑日本支部代表の児玉太郎氏。ユーザー声を聞きながらサービスを展開し、成長させていきたいと語った。 |
ユーザーが実名で登録して交流する同サービス。ハンドルネームやアバターを使用できるSNSが人気の日本でも実名制で展開するのかが気になるところ。
登壇した児玉氏は、日本のSNS文化の特殊性を認めつつも、匿名制で展開する予定はなく、実名制サービスを通じて情報を共有することで得られる感動をユーザーに体験してもらいたいと語った。
日本独自の仕様については否定した児玉氏だが、一方で、日本向けのサービスを近日公開すると発表。日本のインターネット利用者の特徴や実態を調査し、本国のエンジニアを呼び寄せるなど、力の入れようは確か。同じくアメリカ発のSNS、ツイッターのように日本での人気に火が付くか注目だ。
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