モバイルデータ通信とWiMAXがデュアルで使えるauのデータ通信端末『DATA01』をちょこっと試してみました。
本体サイズはこんな感じ。USBメモリーよりちょっと大きめですね。根元が90度回るスタイル。
挿すと、ユーティリティーのインストールが開始します。手順に沿っていくだけなので簡単。ボタンも少なくてとっつきやすい印象。
左上のロゴ部分が“CDMA1X WIN”になっているのがわかるでしょうか。自宅の室内で実験したので、最初はこっちになっていました。
設定画面の“基本設定”でユーティリティーの自動起動などを、“高度な設定”でネットワーク接続設定などができます。
ハイブリッド対応がウリの本製品ですが、“WiMAX/CDMA 1X WIN自動切替”と“CDMA 1X WIN専用”が選べます。
さっそく室内でテストしてみました。使用したのは、RBBスピードテストです。
室内ではCDMAで接続 |
下り 1.32Mbps 上り 281kbps となりました。 |
自動切り替え設定を確認し、ベランダへ出てみました。実験場所は都内のWiMAXエリア内ですが、ベランダの屋根が深く、前に隣のマンションがあったりするせいであんまり感度は良くありません。そこでいったん切断してみると、WiMAXが見つかりました(ただし電波は1本…)。
ベランダの屋根の下ではWiMAXが1本 |
下り 1.64Mbps 上り 14kbps となりました。 |
あれ。モバイル通信よりちょっと速い程度…。
そこで、ベランダの屋根から出るように腕をプルプルさせながらノートPCを柵から出してみると…
ベランダの屋根から出すとWiMAXが2本 |
下り 5.15Mbps 上り 335kbps となりました。 |
おっ。2本でも、1本の時の3倍速い! このくらい出ているとウェブサイトの表示もストレスなかったです。
そして、室内に戻ってふと画面を見ると、アイコンが“CDMA1X WIN”に戻りました。切り替わりのときにいったん接続が途切れるものの、最適な方法でつながってくれるのはいいかも。
ただ、つなげていると本体が結構熱くなるのが気になりました。
気になる料金ですが、定額制(WINシングル定額 WiMAX)で月額5750円です。(シンプルコースで購入、「WINシングルセット割」または「誰でも割シングル」に加入した場合)
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