6月のアップデートに続き、またまたXPERIAのアップデートがスタートしました。今回のアップデートのポイントはPOBox Touchの機能強化とバックアップ機能追加、それとspモード対応です(今回もOSのアップデートではなかったのは残念!)。
↑提供時期はPC経由が8月30日、OTA(パケット)が31日からです。このアップデートでiPhoneにグ~ンと迫れた?
POBox Touchは3.0にバージョンアップ。数字キー配列が変わりました。横一列に配置されていたのが2段で表示されるようになり、キーが大きくなって押しやすくなってます!
↑1列では小さくて打ちにくかった数字が大きく配置され、かなりスムーズに打てるように! |
さらに、外部アプリとして『POBox Plug-in』が使用できるようになりました。
↑外部アプリの呼び出しは、“顔文字・記号キー”を長押しすれば出てきます。
↑アプリを追加すると、ここにアイコンが出現。 |
すると、インストールされている外部アプリが一覧表示されるのでタップして選びます。標準では“定型文”が利用可能。おきまり文句はポチポチ押す必要がないのでラクチン~♪
↑「メールの文章なんてほとんど一緒」という、ずぼらな人にピッタリかも。 |
外部アプリは、日本語入力アプリ『Simeji』用のものと互換性があります。SimejiはXPERIA以外のAndroid端末で定番として使われているアプリ。すでにAndroid Marketには、70種類以上のプラグインがアップロードされており、XPERIAユーザーもSimejiの外部アプリ機能が使いたくて、 Simejiを使用しているユーザーも多いハズ。今後は豊富な外部アプリを利用しつつ、POBox Touchの優秀な変換機能も利用できる。これはXPERIAユーザーならではの特権ですね!
↑“まっしゅあっぷ”など書かれているアプリがそれです。“Simeji”でアプリを検索してみましょう。 |
ちなみに予測変換機能も強化されていて、変換候補に英単語が表示されるように。タッチする回数がさらに減って入力スピードアップです!
↑高校生のとき、毎週の英単語テストに全敗だった私ライター中山には、涙が出るほどウレシイ機能です! |
バックアップ機能はアプリメニューから“バックアップと復元”をタップすると起動。
↑アプリを起動させると“バックアップ”と“復元”が選択できます。どちらもSDカードが保存先。 |
バックアップ内容は“システム設定”や“ブックマーク”、“連絡先”など。
↑バックアップ項目は選択可能なので、自分が必要なものだけ選べます。 |
↑スケジューリングもできるので、定期的にバックアップ可能です。 |
最後に今回の目玉となるのがspモードの対応。iモードメールや、フィルタリングによるアクセス制限、コンテンツの購入代金を月額の料金と一緒に支払えるようになります。
↑“初期設定にリセット”で、アクセスポイントが表示されるようになるが、その場合、ユーザーが別途設定したアクセスポイントが消えてしまう。消したくない場合は手動でspモードのアクセスポイントを設定しましょう。APNの項目を“spmode.ne.jp”と入力するだけなのでカンタン。
spモードへのアクセスはドコモとの契約が必要。未契約の場合は接続できないので注意です。また、iモードメールの利用はドコモから提供されるアプリが別途必要となります。契約方法なども含め、ドコモからのアナウンスを待ちましょう。
【追記】このタイミングでソフトバンクの主力の(?)アンドロイド、Desireのアップデートをアナウンスしましたね。2.2、MMS対応とのこと。10月上旬以降とのことなので、ソニエリはそれまでに、最低でも2.1にはしないと「もはや競争してることにならない」と、アックン・オッペンハイマーは述べています。
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