『ロスト プラネット2』は2006年に登場したアクションシューティング『ロスト プラネット エクストリームコンディション』の続編となるタイトル。Xbox 360とPS3版はすでに発売済みで、ようやくPC版のベンチマークテストが登場した。DirectX11に対応したキレイなグラフィックが最大のポイントで、巨大なボスとの戦闘シーンは迫力満点だ。
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ベンチマークはDirectX11と9版を起動時に選べ、さらにAIを使ったランダムテストの“テストタイプA”とDirectX11をばっちり体感できる固定テストの“テストタイプB”の2パターンが用意されている。今回は『GeForce GTX 480』と『Radeon HD 5870』を使って、テストタイプBでベンチマークを測定した。フルHD解像度(1920*1080ドット)で最高画質に設定。アンチエイリアスに関してはRadeonで選べる設定が8倍までだったためGeForce、Radeonともに8倍で計測したが、GeForceは32倍まで選択可能だった。
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↓GeForce GTX 480の結果↓
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↓Radeon HD 5870の結果↓
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平均で15fps以上の差をつけてGeForceが高速という結果。ベンチマーク中の画面を見比べてみるとGeForceのほうがRadeonよりもテクスチャーの数が多いようで、テッセレーションの効き具合がいいように見えた。テセレーションはポリゴンをGPUが分割して計算し、よりディティールの細かな3D描画を行なう技術のこと。グラフィックボードがテッセレーションをサポートしている場合、GPUの性能に合わせて品質を自動で調整してくれるのが特徴だ。テッセレーションの有無はDirectX11とDirectX9スクリーンショットを見比べるのがわかりやすい。下の画像は左がDirectX11、右がDirectX9。角の部分や輪郭を見比べれば一目瞭然だ。
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DirectX11のグラフィックを堪能し、ゲームを快適にプレーしたいならグラボはGeForceを選んだほうがよさそうだ。ともあれDirectX11対応のGeForce 400シリーズやRadeon 5000シリーズのグラボを持っている人はぜひ試してもらいたいベンチマークだ。
※検証環境 CPU:Intel『Core i5-750』(2.66GHz)、マザーボード:ASUSTeK『Maximus III Extreme』(P55)、メモリー:『PC10600 DDR3』(2GB×2枚)、SSD:Intel『X25-M Mainstream SATA SSD SSDSA2MJ080G2C1』(80GB)、OS:Windows7 Home Premium(32ビット)、グラボ:EVGA『015-P3-1480-TR』(GeForce GTX 480)、ASUSTeK『EAH5870/G/2DIS/1GD5』(Radeon HD 5870)、ドライバー:GeForce Driver 259.32、Catalyst 10.7
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