『Galapagos Browser』
バージョン:15
Android Market価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
ケータイからウェブサイトをチェックするのが日常的となってきた昨今では、同じURLでアクセスしてもPCはPC用、ケータイはケータイ用とそれぞれ専用のページを表示するウェブサイトが増えてきている。
AndroidをはじめとするスマートフォンではPC用のウェブサイトがサクサクと見られるのがウリのひとつだが、ディスプレーの解像度はPCよりも劣る。そのため、解像度の低いディスプレーに合わせて作られたケータイ用のサイトのほうが、Androidでも見やすい場合もある。とはいえ、アクセスするウェブサイトが端末情報をチェックして、自動でPC用のウェブサイトを表示してしまうことも……。
そんなときに便利なのが『Galapagos Browser』。このアプリを使えば、端末の情報をケータイやiPhoneなどに切り替えて、ウェブサイトにアクセスできるのだ。
タブ方式を採用 |
起動するとブックマークの一覧が表示されたホーム画面となる。タブ方式を採用しており、タブをタップするだけでページを切り替えられる。
また、音量調節ボタンが上下のスクロールに割り当てられるので、縦長のケータイサイトをスムーズに閲覧できる。
ブラウザーモードの変更 |
ディスプレー下部のロボットのアイコンをタップすると、テキストサイズやブラウザーモードなどの設定変更を行なえる。
ブラウザーモードを選ぶ |
プルダウンメニューをタップすると、7種類のブラウザーモードを選択する画面が表示され、切り替え可能。
Androidブラウザでアクセス |
iモードブラウザでアクセス |
乗換案内に“Androidブラウザ”(左)と、“iモードブラウザ”(右)、それぞれでアクセスしてみた。iモードブラウザのほうがシンプルなデザインだが、縦スクロールのみで利用できてラクチン。
ただし、mixiやGREEなど、かなり厳密に端末情報をチェックするウェブサイトは、ケータイ版を表示することができないのは残念。
操作はアイコンで行なう |
“共有”でURLをほかのアプリに渡したり、テキストをコピーするといった各種操作はメニューボタンを押すと表示されるアイコンの一覧から行なう。アイコン表示なのでわかりやすい。
さらに、Android端末は単体でスクリーンショットの撮影ができないが、Galapagos Browserならメニューアイコンの“画面をメモする”をタップすると、表示しているウェブサイトを画像(JPEG)として保存可能なのがイイ!!
画面メモの確認 |
保存した画面は“画面メモ一覧”でチェック可能。ディスプレー下部に保存された画面がアイコンで表示されており、スライドさせて表示を切り替えられる。
スクリーンショットは表示している部分だけでなく、ページ全体を保存できる。PCサイトも問題なしだ。
画面メモを転送 |
画面メモを表示した状態で、メニューボタンを押し“共有”をタップすれば、メールに添付したり、ツイッターに投稿したりと、ほかのアプリで画面メモの画像を利用可能。
たとえば飲食店の情報を知人に知らせたい場合、PC用サイトしかない場合は、スマートフォン同士ならURLを送ればオーケーだが、普通のケータイユーザーでは閲覧できない可能性も。そんなときは画面メモを送ればオーケー。スマートフォンユーザー以外ともきっちりコミュニケーションがとれるというわけだ。
翻訳機能も搭載 |
そのほかにも、はてなブックマークへのコメント機能や、ページの翻訳機能など、標準のブラウザーにはない機能を装備。ケータイサイト閲覧用だけではなく、常用ウェブブラウザーとしてもオススメのアプリだ。
『Galapagos Browser』
バージョン:15
Android Market価格:無料
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