iVIS HF M32で夏の思い出を残す

2010年08月10日 10時00分更新



編集部イッペイ　大学では観光学部を専攻するほどの旅行好き。モットーは思い出よりも鮮明に残すこと。

　小型かつ高機能なフルHDビデオカメラ『iVIS HF M32』で真夏の江の島を激写！　観光学部出身の編集者イッペイが決めた旅の相棒はコイツだ!!


iVIS HF M32
小型サイズながら、タッチパネルや“新・手ぶれ補正”などの高機能が魅力。

**イッペイがグッときたスペック**
レンズ	光学15倍（35ミリ換算39.5～592.5mm）	海なら灯台、山なら鳥など、旅行中はズームしたいものが多いので◎
記録形式	AVCHD（フルHD、最大ビットレート24Mbps）	AVCHD形式の最高ビットレートで、約6時間ぶんも記録できるのがいい。
メモリー容量	64GB	AVCHD形式の最高ビットレートで、約6時間ぶんも記録できるのがいい。
サイズ/重量	約68（W）×123（D）×60（H）mm/約380g	500mlのペットボトルよりもややスリムな筒型で100g以上も軽量だ。

遠くのボートも猫もしっかりキャッチ!!

ダイナミックモードで階段の手ブレを強力補正

　江の島に到着してすぐ、神社への階段を上りながら撮影。階段特有の上下の手ブレが少なく、ダイナミックモードの手ブレ補正が良く効いていた。高台につくと江の島の近海を見渡せる絶好のロケーションに遭遇、早速“パワードIS”と“タッチ追尾”の恩恵を受けることに。

　

■パワードIS

　パワードISは液晶左下のボタンを押している間、望遠時の大きな手ブレを強烈に抑制する機能だ。江の島中腹から海上の船を狙ったが、驚くほど静止した。ボタンを押す行為自体、液晶を両手でホールドするスタイルになるため、2つの効果によりぶれにくくなる。

　

■タッチ追尾

　猫や犬などの動く被写体の場合、被写体が手前から奥に移動するとピントが迷い、外れることがある。iVIS HF M32は液晶で被写体をタッチすると、フォーカスが被写体を自動追尾するため、障害物の奥を通り過ぎたあとでもピントが外れなかった。

“4秒撮り”でサクッとまとめる！

水族館で効率よく魚を次々に撮っていく

　ちょくちょく間に休憩をはさみながら、水族館へ移動。クラゲやネコザメに感動しながら、4秒ずつビデオスナップでおさえていく。バッテリーもメモリーも最小で済んだのがうれしい。

　

■ビデオスナップ

　“ビデオスナップ”は1クリップをついつい長くまわしてしまいがちな人におすすめの機能。強制的に4秒（ほか2秒/8秒）で撮影をストップするので、あとから観たときにサクサクシーンが変わり、ストレスを感じずに楽しめる。


ダラダラ撮りしない
1クリップの時間が長いと、あとから観たときにちょっとだるくなる。

BGMつきでプレビュー。

明るい色の花をより鮮やかに撮れた！

逆光の木々も青空もよりキレイに撮れた！

　旅の最中、無意識にさまざまなシーンで活躍していたのが“こだわりオート”。江の島の上に広がる青い空をより青く強調し、強い日差しで逆光になった森は暗部を補正して明るくなった。



フェンスにはカップルの名前が入ったカギがかけられていた。想い出に残る場面には不意に遭遇する。

　

■こだわりオート

　撮影シーンに合わせて適正に画質補正を行なう“こだわりオート”。青空や花の鮮やかな色を強調できた。

YouTube用に動画を変換する


付属ソフトで変換＆アップロード
付属ソフト『ImageMixer 3 SE』で、PCに取り込んだ動画をフルHDでカット編集。編集後は、1280×720ドットに変換してYouTubeへアップロードした。


720pの高画質で視聴可能
1280×720ドットのHD画質でYouTubeにアップロード。遠くに住んでいる友達や両親にも気軽に高画質で観てもらえる。

iPod用の形式で動画を保存


640×360ドットにファイルを変換
iPodやiPhoneで再生できる形式に変換するプロファイルがあり、変換後はiTunesのプレイリストに登録できる。解像度は640×360ドットのSD画質になる。


SD画質でも十分キレイ
iPhone4の液晶は960×640ドットと高精細。付属ソフトの書き出しプロファイルはそれよりも低いが、大満足の画質だ。