PCよりも校正作業がしやすいiPadアプリに惚れた!
2010年07月16日 12時00分更新
『iAnnotate PDF - 注釈』
バージョン:1.1.2
App Store価格:1200円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
筆者のお仕事は原稿を書くこと。なので、内容に誤りがないか、事前に誌面の状態で確認(以下、校正)させてもらう。
これまでは、なぜか「校正はPCで見る!」って思い込んでいたけど、『iAnnotate PDF - 注釈』(以下、iAnnotate)に触れて、そんな考えが一変! 今、すべての校正はiPadだけでやるようになったほどだ!
もはや紙に書くのと同じ感覚! |
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今時の校正は、ほぼ100パーセント、PDFで渡される。iAnnotateの素晴らしいところは、PDFのどこをどう修正してほしいかを、直感的に書き込めるところ。
筆者の場合、一番よく利用するのが手書きのコメント。細々とした修正依頼を手書きすることも多いんだけど、そんなときはPDFをピンチインで思いっきり拡大して書くことができる。消しゴム機能がないのは痛いけど(=間違ったら書き直し)、かなり細かい赤入れができてうれしい。
また、商品名やURLなど、正確に伝えたいものがある場合は、コメントボックスを活用している。ドラッグ&ドロップで好きな位置に移動させられるので、より正確な修正指示を書けるのがいい。
ラインマーカーやアンダーライン、取り消し線も用意されてはいるけど、どうも日本語対応が不完全なようで、縦書きでは機能しないし、横書きでもPDFによっては機能しないことがある。このあたりが改善されたら文句ないんだけどな(※)。
※日本語へのローカライズが今後予定されているそうです。
メールに添付されたファイルをアプリから開く |
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PDFの取り込みも簡単。メールで受け取ったらiAnnotateで開くだけ。ZIPファイルや各種サーバー経由でやり取りする場合は、いったん『GoodReader for iPad』へ取り込んでからiAnnotateへ渡すと楽チン。
コメントを抽出してメールに張れる |
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校正が済んだらメールでサッと送れるのが便利! どこにどんなコメントを加えたのかを、ワンタッチで挿入できるのも親切。
ツール変更の自由度はかなり高い |
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ちなみに、ペンやコメントボックスなどの色は自由に変更可能。ツールバーのサイズや透過度も好みに合わせて調整できるので、快適な作業環境を整えよう。
といった感じで、PDFを使って作業する人なら幅広く使えるiAnnotate。iPadがあればどこでも仕事ができて手放せない! ただしお互い仕事のしすぎには注意しましょ。
『iAnnotate PDF - 注釈』
App Store価格:1200円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2010 Aji, LLC
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