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安くて速い『Studio XPS 7100』は本当に速いのかベンチでチェック!

2010年07月13日 00時00分更新

 価格とスペックをにらめっこして「安いぜ速いぜ! デル『Studio XPS 7100』!」と思う一方で、社会人としてギリギリやっていけるかどうかレベルに天の邪鬼な私は、「でもベンチマーク採ったら実際速いのかね」と疑問を抱きました。疑問があったら試せばいいのです。というわけで、レッツベンチ。

6コアCPU&GPU&BD搭載で10万円! 『Studio XPS 7100』レポート

 
 今回ベンチマークで踊っていただくStudio XPS 7100の勇姿。構成は『プレミアムパッケージ』から、BTOでGPUを『RADEON HD5870』(プラス2万7300円)に変更しました。標準の『RADEON HD5670』でもHD動画鑑賞やゲームに十分な性能をもちますが、HD5870にすることで、最新のヘビーな3Dゲームもこなせる性能が手に入るからです。もうすぐ大作MMORPGが始まりますしね。

『Studio XPS 7100 プレミアムパッケージ』から
GPUだけ変更
CPU Phenom II X6 1055T
メモリー 4GB
HDD 750GB
光学ドライブ ブルーレイ
GPU RADEON HD5870
OS Windows7 Home Premium(64ビット版)
直販価格 12万7290円(価格は7月5日現在)

 
 実にスキが無い構成に仕上がりました。BTOでは、HDDを1.5TB×2にしてRAIDを組んだりSSDにしたりと多彩なメニューが用意されています。やろうと思えばどこどこまでも頂点性能を目指せるので、気合いが入りまくった方はぜひ。といったところでベンチマーク。まずはWindows7のエクスペリエンスインデックス。最高値は7.9です。

Studio XPS 7100:本当に速いのかベンチでチェック!

 
 最小スコア7.4! “グラフィックス”と“ゲーム用グラフィックス”に至っては7.8をマークしております。体感で「速いな」と感じたのは錯覚ではないと示した格好です。さて続いては、PC総合性のベンチマークソフト『PCMark Vantage』の64ビット版。

Studio XPS 7100:本当に速いのかベンチでチェック!

 
 軒並み5000オーバー、総合スコアは7000オーバー達成です。特に、高解像度の画像処理速度に影響する“Memories Suite”と、データの暗号化や圧縮速度に影響する“Communicati Suite”が優秀。日常用途はもちろん、デジタル一眼の写真編集や管理にも威力を発揮するといえます。“HDD Suite”が少し物足りないと思う方は、BTOで迷わずSSDにゴーです。

 最後に小ネタを。Studio XPS 7100は天板に、抜き差ししやすいよう斜めに付けられた各種ポートを用意。ポートのまわりは小物が置けるように(?)、一段下がったトレー状になってます。

Studio XPS 7100:本当に速いのかベンチでチェック!

 
 タワー型のPCは、机上に置くとジャマですが、机下ではUSBメモリーやらを使うのが面倒なもの。安くて速いというとざっくりした印象ですが、実使用で味わう面倒くささを取り除いてくれている、細部にわたる仕事が光るのも本機の特徴といえそうです。


 Studio XPS 7100に関するさらに詳しい情報はデルのサイトでどうぞ。

●Studio XPS 7100 | Dell 日本

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