『Sokudoku~速読訓練~』
バージョン:1.70
App Store価格:230円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
“人生の読書量”ってかなり大げさだけど、一生に読む本の量って、結局、読書スピード×費やす時間の総量。だから、一生のうちにより多くの本を読みたければ、スピードか時間のどちらか、あるいはどちらもをアップさせるしかないんだよねー。
読書量=読むスピード×読書時間
当たり前だけど、一生の時間って限りがあるから、たくさん読みたければやっぱり読むスピードをアップさせるしかないよな。
“速読”というと、正直なんだかうさん臭いなぁ、って人いるでしょ? 実は筆者もそう。でもこの『Sokudoku~速読訓練~』(以下、Sokudoku)アプリは、その手のハウツーものにありがちなウンチクや、長ったらしい前置きがない。実際に読書をしながら、ゲーム感覚で速く読めるようになるぞ!
起動したら、すぐに始められる |
初めてSokudokuを起動すると、いきなりこのような画面が表示される。まずは己の実力を知るために、現在の読書スピードを測定してみよう。左下のアイコンをタップ。
ツールバーを表示させよう |
ツールバーが下からせり上がってくるので、左下の“測定”をタップ。
スタートしたら普通に読んでいこう |
ツールバー右から2個目のアイコンがストップウォッチになっていて、タップすると測定開始。再度タップすると測定終了。
タイムアップ! 何文字読めた? |
画面の任意の場所をタップしてページをめくる。適当なところまで読み、再度ストップウォッチアイコンをタップすると測定結果が表示。なるほど、これが己の実力というわけか。
まずはおすすめ設定からチャレンジ |
自分の読書スピードが分かったところで、いよいよ速読の訓練だ! とはいえ、一体どうやって訓練するかなんて分からないよね。このSokudokuはありがたいことに、速読初体験の人用に最適な設定がプリセットされてる。測定結果の画面左下のアイコン→“情報”→“速読のススメ”→“初級者おすすめ設定”→“訓練”をタップすると、ワンタッチで速読の訓練に最適な設定に切り替えられる。
表示量を減らして情報を把握しやすくする |
文字が大きく、読みやすくなったね。今度は先ほどと違い、一定のペースで読み進めていく。下部右から2個目のアイコンをタップして自動ページめくりをスタート。テンポよくパッパッと読めるようにするのが速読訓練の第1歩だ!
ピッピッというアラーム音がペースメーカーとなり、文章が1行ずつテンポよく表示されていくよ! 1文字ずつ読むというよりも、全体をひとつのイメージとして捉えるようにするのがコツ。しおりを挟む機能はないけど、途中でアプリを終了させても、再度起動すれば先ほどの続きから読めるので心配ないよ。
設定を変更して無理なく進めよう |
ちなみに、訓練で使える素材は青空文庫にある文学作品。『蟹工船』や『手袋を買いに』など14冊がプリインストールされるほか、ツールバーの“設定”→“本選択”→左上の“+”で簡単にダウンロードできる。
もちろん、文字サイズや背景色といった見た目のほか、速読訓練の際に表示される行数や、表示が切り替わるスピードなども変更できまっせ。慣れてきたら、一度に表示される行数を増やしたり、文章が切り替わるスピードを少しずつアップ。
自分でもテキスト入力できる |
自分で入力した文章や、インターネットにアップロードしたテキストファイルを、直接ダウンロードすることも可能! おかげで、いつも新鮮というか、単に青空文庫リーダーとしても使える。
設定画面の続き |
慣れてきたらペースメーカーのアラームを鳴らさないようにするとか、やっぱり縦書きの方が読みやすいという場合は、設定画面を下にスクロールすることで設定を変更できる。画面ロックを一時的に解除してくれるのも気が利いてますな。ちなみに、iPhoneを回転させてもヨコ向き表示にはならない。
もちろん、Twitterに対応 |
速読とはあまり関係ないような気もするけど、設定の画面でTwitterアカウントを入力しておくと、下部左から2個目のアイコンをタップしたときに、右端にTwitterアイコンが表示される。
テキスト内容をそのままつぶやける |
タップで、今、画面に表示されてる内容を、ハッシュタグ付きでTwitterへ投稿できる。速読訓練の孤独を紛らわすのにいいかも。
速読力を鍛えるミニゲーム入り |
文章を読むのに疲れたら“ミニゲーム”で息抜きしよう。
画面全体を一気に把握するゲーム |
一度により多くの文字を読み取る能力を強化したい場合は“周辺視野拡大ゲーム”がオススメ。数字は一瞬しか表示されないので、イメージを焼き付けるようにしよう。一番大きいものをタップすると、正解かどうかを判定してくれる。
目の移動速度を高速化させるゲーム |
視線をすばやく動かせるようになりたい場合は“眼球移動訓練ゲーム”がオススメ。スピード調整なども可能ッス。
記憶力を高めるゲーム |
こちらは3択のクイズ形式で、楽しみながら訓練できる。
実は筆者、これまでずっと速読に興味はあったんだけど、どういう風に読めばいいのかさっぱり分からなかったんだよね。でもこのSokudokuのおかげで、ようやくコツがつかめたぞ。
使い始めてまだ1週間ほどしか経ってないんだけど、訓練前の読書スピードは1分約1800文字だったのが、訓練後は約2600文字と確実にアップしてるのが実感できるほど。というと、うさん臭いと思われるけど、マジだから。
考えてみると、iPhoneみたいなツールこそ速読訓練に適してるのかもね。ページを自動でめくれるし。なるべくたくさん本を読みたいと思ってる人はお試しあれ!
『Sokudoku~速読訓練~』
App Store価格:230円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) zuvola
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