『Pastefire - Easy Copy/Paste to iPhone』
バージョン:1.1.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
パソコンで目にした電話番号、iPhoneからダイヤルしたいと思ったことない? パソコンで読んでるウェブページの文章を引用し、iPhoneのTwitterクライアントでつぶやきたいとか。
『Pastefire - Easy Copy/Paste to iPhone』(以下、便宜上Pastefireアプリとする)を使うと、インターネットを経由して、パソコン上の文字列をものすごく簡単にiPhoneに送れるぞ!
初回はサービスに登録しましょう |
iPhoneとパソコンの双方がインターネットに接続していることを確認したら、Pastefireアプリを起動。初回のみメールアドレスとパスワードを登録し、Pastefireサービスを利用可能にしよう。
シンプルすぎるメイン画面 |
このメイン画面が表示されたら準備は完了。早速パソコンから文字列を送ってみよう!
PCでサイトに接続後、テキストを入力 |
パソコンのウェブブラウザーでPastefireサービスの“Copy Zone”というページを開き、先ほどPastefireアプリに入力したのと同じアカウントを入力。iPhoneに送りたい文字をテキストボックスに入れ、“Send”をクリックし、送信しよう。送信可能な文字数は最大1000文字まで。日本語も問題なく送れるよ!
送付が終わると確認画面が表示される |
文字を送りましたよ、という画面に変わったら、今度はPastefireアプリでメイン画面上部のリロードボタンをタップ。
文字列が使えるアプリをまとめて表示! |
するとどうだ! 今、取り込んだ文字列を処理できるアプリの一覧が表示された。文字列の種類によって一覧に表示されるアプリが変化する。ムダがなくて分かりやすい。
あとはメールで送るなり、iPhoneのクリップボードに貼り付けるなり、対応Twitterクライアントでつぶやくなりすればいい。
Tweetie 2で開いてみました |
例えば“Tweetie 2”がインストールしてある場合、それをタップすると、新規作成画面が開き、取り込んだ文字列が貼り付けられる。あとは投稿するだけ。Twitterクライアントはこのほか“Twitterific”にも対応。対応アプリがもっと増えるといいな。
文字を大きくして確認も可能 |
需要があるかどうかは微妙だけど、“Show in large type”で文字を拡大表示することも可能。パソコンのモニターで読みにくい小さな文字を読む際のルーペ代わりにするといいかも。
プッシュ通知をオンにすると、なお便利 |
文字列を取り込むたびに毎回リロードボタンをタップするのは面倒。なので、メイン画面の右上のアイコンで設定画面を開き、“Push Notification”と“Automated mode”を“オン”にする。
PCから電話番号を送ってみると…… |
今度はパソコンから電話番号を送ってみよう。スグにプッシュ通知が届き、Pastefireアプリを起動してなくてもワンタッチでダイヤルできる。
iPhoneが勝手に電話を! |
Pastefireアプリを起動してる場合は、なんとiPhoneに手を触れずに自動的に電話をかけてくれる! まるで魔法だ!
もちろんSkypeから通話もできますよ |
iPhoneで発信できるのはもちろん、Skypeをインストールしてある場合はSkypeOutで電話をかけることも可能。ますます便利。
たくさん転送するのに便利な方法があります |
パソコンから文字を送る作業をもっとラクにしたい場合は、ブックマークレットを活用しよう。先ほどのCopy Zoneのページから1度でも文字を送信すると、自分専用のブックマークレットがページ上に現われるので、これをブラウザーのブックマークに登録。その後、任意の文字列を範囲選択し、ブックマークレットを呼び出せば、選択した文字列がiPhoneへ送られる。
ブラウザー以外で使う場合はこちらを |
ただし、ブックマークレットだとブラウザー上の文字列しか送れないよね。そこでオススメなのが“PastefireClient”というパソコン向けソフト。これを使うとブラウザーに限らず、パソコンのアドレス帳などからも、任意の文字列をiPhoneに送れる。ソフトはMac版とWindows版があり、“pastefireclientプロジェクト”のページから無償でダウンロードできるよ。
マウスをクリックでメニュー登場 |
パソコンにPastefireClientをインストールすると、コンテクストメニューに“Send to Pastefire”という項目が追加される。iPhoneに送りたい文字列を範囲選択し、マウスの右クリックでコンテクストメニュー表示。“Send to Pastefire”を選択すれば、選択した文字列をiPhoneに送れる。激しく簡単だ!
ただしPastefireClientは日本語の文字コードに未対応のようで、英数字は問題なく送れたが、日本語は送れなかった。
また、パソコン向けサードパーティー製ソフトの中でも“Evernote”からは右クリックで文字を送れたが、一部テキストエディターでは送れないなど、ソフトによってバラツキもある。
でもまぁ、どうしても日本語を送りたい場合はブラウザーやブックマークレットを使えばいいので致命的とは言えないね。
というような問題はあるけど、必要な文字だけこんなに簡単にiPhoneに取り込めるなんてすごく助かる!
『Pastefire - Easy Copy/Paste to iPhone』
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