最近のロジクールのマウスって、スペックを見ると電池寿命3年とか書いてありますよね。
ホンマかいっ!
よし、バッテリーベンチだ! ってほど暇でもないので、中の人に実際そんなにもつのか聞いてみました。
Marathon Mouse M705
●ロジクール ●直販価格7980円
「一般的な使用下における電池寿命の算出に最善を尽くしていますが、状況によって大きく異なってまいります。超ヘビーユーザーの方だと、この3分の1程度となることもあります」
なるほど。でも、年に一度の電池交換で済むなら十分って感じがしますね。しかし、なんでマウスの電池って、ここまでもつようになったのでしょう?
「電池に関しては、さまざまな最適化プログラムがファームウェアによって行なわれています。たとえば、電池切れの“しきい値”(電池切れのタイミング)をどこにするかなど、電池の種類によって細かく調整しています」
そういえば、最近のマウスは専用ドライバーが電池残量をしっかり監視してますものね。
「レーザーや光学式センサーのスキャン回数のモード切り替えも重要です。マウスを動かしていないときに何千回もスキャンするのは電力のムダな消費でしかありません。しかし、スリープからの素早く復帰させるために完全にオフにはできません」
確かに昔の無線マウスは、いちどスリープに入ると、かなり待たされましたが、最近のは有線と変わらない感覚で使えています。
「スキャンモードは最大、通常、スリープ、ディープスリープといった、だいたい4つくらいが用意されています。ユーザーがストレスなく使え、かつ最低の電力消費になるように、これらのモードが自動で切り替えられているのです」
スゲエ知能をもったマウスだったんですね。ちなみにBluetoothマウスって、駆動時間もっとなんとかならないのでしょうか?
「Bluetooth v3.0になれば飛躍的に電池寿命が延びますが、現在のv2.1では、最長でも3ヵ月程度が限界でしょう」
なるほどヘビーなオイラだと1ヵ月程度かしら。Bluetoothのマウスは、こまめに電源オフにして使うのがよさそうです。
いや~、昔は「オレっち、マウスは有線派だから」なんていきがってましたが、もうやめまっせ。ハイエンドで魅力的なマウスもだいたい無線になりましたしね~☆
<参考リンク>
マウスの電池寿命に関する豆知識
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