瞬間起動のUbuntuマシン“NetWalker”に第2弾となるモデル、『PC-T1』が登場です。重量はPC-Z1の409グラムから280グラムに大幅ダイエット。ただし、スタミナは9時間から6時間に減少しちゃいました。
↑ブラックモデル。そういえばコレ、何かに似てるなぁ……。 |
液晶パネルは感圧式。付属のスタイラスで操作します。スタイラスは本体に収納できませんが、標準ケースに収納スペースが設けられています。解像度は1024×600ドット。iPadより168ドット足りないだけです。よってドットピッチは目に厳しい感じではあります。
↑こちらはシルバー。ブラウザーの表示速度は満足いくレベルです。 |
↑側面。あっ、何に似ているのかわかった! ウィルコムの初代W-ZERO3だっ! 同じシャープ製だし。 |
↑逆側。充電はMini USB端子で行なうように変更されました。ってか、Microのほうがよかったなぁ、時代的に……。 |
↑USB(ホスト)端子とマイクロSD端子が用意されています。 |
↑背面。ツルテカくん。 |
↑バッテリーは着脱式に。スタミナは減ったけど、交換できるのが救いか。 |
打ちにくすぎてプチ祭りにすらなったキーボードは、いじけちゃったのか姿を隠し、ピュアタブレットタイプに。文字入力はソフトウェアキーボードで行ないます。
↑キーボードが取っ払われ、ソフトウェア入力に。パネルは透過型で、サイズが自在に調整可能。ジャマにならず快適な入力ができましたよ。 |
↑手書きメモ。PDFに書き込んだりもできます。校正に便利そうね。今どき紙の雑誌とかつくっている人に最適かも。 |
↑スタイラスは長め。重量もあり、使いやすいです。 |
↑インナーケースが付属。スタイラスをくっつけておけます。 |
↑初代と比較。 |
↑たまたまそこにあったモノと比較。 |
↑中身は大差ないですが、ずいぶんと印象が異なりますね。 |
通信機能は無線LAN(IEEE802.11b/g)のみ。USB通信アダプターにも対応しているので、モバイルダイヤルアップ接続も可能です。また、待望のBluetoothも搭載され、対応キーボードやマウスを利用できるようになりました。
↑Bluetoothが内蔵され、対応するキーボードやマウスが利用可能になりました。写真はリュウドのもの。 |
電子辞書、電子書籍のコンテンツがあらかじめ入っているので、買ってすぐにコンテンツビューアーとしてオフラインでも楽しめるのはいいですね。
↑辞書コンテンツを搭載しています。お買い得☆ |
↑フォントもキレイです。 |
↑電子書籍コンテンツも用意されています。 |
↑縦表示にし、文庫本感覚で楽します。 |
スペック詳細 |
実売予想価格は4万6800円前後。発売は5月中を予定……ってことは、iPadと重なる? ん~、この時点でどことなく不運な子のような気もしないではありません。
正直、デザインといい機能といい、どことなく前世代感漂うというか、未来人がiPadと同じ地層からコレを発見したら首を傾げるように思うんですよね。CPU、OS、液晶パネル、すべての選択が時代に逆行しているというか……。
むろん、同じような物ばかり出てきてもおもしろくないですし、PDAの流れを組む非通話型デバイスという市場は今後、拡大していくと思うので、引き続きシャープさんには期待しています!
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