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スーパーボウル xliv 現地レポート (9) The Whoの記者会見は生演奏に大興奮!

2010年02月09日 22時08分更新

  スーパーボウルはハーフタイムショーに大物アーティストが登場することでも知られています。これまでマイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエル、ローリングストーンズといった日本でも大人気のアーティストが出演してきました。

 今年の第44回大会には、あの『The Who』が登場。オールドファンには感涙モノの人選であり、若い方にとっても彼らの代表曲『Won't get fooled again』を耳にしたことはあるはずです。

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記者会見に登場した The Who の2人。ボーカルのロジャー・ダルトリー(左)とギターのピート・タウンゼント。

  最近のスーパーボウルでは、出演アーティストが記者会見で生演奏を披露することも多くなりました。今回の The Who も、見事なアコースティックライブを披露してくれましたよ。

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ダルトリーもギターをもち、『Behind Blue Eyes』と『Pinball Wizard』を披露。これには取材陣も鳥肌が立つほど興奮していた。
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65歳のいまも、張りのある歌声で聴く者を魅了するロジャー・ダルトリー。
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ピート・タウンゼントもいまは64歳。さすがに見た目は老けたが、ギタープレイに衰えは見えない。アコースティックライブとあって、お得意のウィンドミル奏法は封印されたが、本番では果たして?

  記者からの質問に対しては、2人ともリラックスした感じでニコヤカに答えていました。コルツの試合ではいつも The Who の曲で会場を盛り上げているそうで、これに対しては「本当に光栄なことだね」(ダルトリー)と答えていましたよ。

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笑顔を見せながら楽しげに質問に答えていたダルトリー。65歳とは思えないダンディーさだ。

  イギリス人の彼らは、これまでアメフトの試合を観たことがないそうですが、スポーツの常として「チーム力の高いほうが勝つだろう」と予想していました。

 ちなみにロンドン出身の2人は「Game」を「ガイム」と発音するなど、ロンドンなまりで答えていたのが印象的。また、タウンゼントがサッカーの意味で「フットボール」と口にしたとき、ダルトリーがすかさず「サッカー」と合いの手を入れていたのも面白かったですね。

※“フットボール”はイギリス英語ではサッカーを、アメリカ英語ではアメフトのことを指す。

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意外にジョーク好きなタウンゼント。かつてステージでギターを叩き壊していたワイルドさは影を潜めていたが、本番ではどうなるか?

  質疑応答のあとは、もう1曲を披露。そう、ブリティッシュロック好きなら知らぬ人はいない名曲『Won't get fooled again』です! 今度はダルトリーがギターを置き、タウンゼントがアコースティックギターとは思えないアグレッシブな演奏で会場を魅了しました。

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特徴的なシンセのイントロがなくても、名曲の素晴らしさは色あせなかった。
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演奏終了後に取材陣に応える The Who。

  演奏後には、記者会見場内に用意されたテレビ放送ブースに移動し、NFLネットワークの収録に出演。終始リラックスした雰囲気で対応していたところに、大物のゆとりを感じさせてくれました。本番では11分ほど演奏するとか。どんな曲を聴かせてくれるのか楽しみです!

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NFLネットワークの名物アナ、リッチ・アイゼンからの質問に答える The Who の2人。
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