第44回スーパーボウルの興奮をお届けするこのレポート。週アスでは、スーパーボウルPR大使に就任したオードリーにインタビューすることができました。今回のインタビューに参加したのは一部スポーツ紙、アメフト専門誌、そして週アスだけ!
その貴重なインタビューを前後編でお楽しみください。前編の今回は、スーパーボウルの思い出を中心にお話を伺いました。
スーパーボウルのPR大使に就任し、コルツとセインツのユニフォームでビシッと決めたオードリー。 |
Q:お2人が初めて見たスーパーボウルは?
春日:あれは1994年ですかねえ。カウボーイズとビルズの2回目の試合だったと思います(注:第28回大会 カウボーイズ30-13ビルズ)。その試合を友だちに勧められて初めて観ました。そのとき中三だったんですが、われわれは中高一貫校で、高校にならないとアメフト部がなかったんですよ。それでスーパーボウルを観て、アメフトをやりたいと思い、高校に入ってすぐ入部したんですよ。
若林:ボクは小学生のときから父親がアメフト大好きで、49ersの黄金時代でした。ジョー・モンタナとかジェリー・ライスとか、その時代ですね。
春日:ここ数年のスーパーボウルは僅差ですよね。スーパーボウルっていうと大差がついちゃうイメージだったけど、ここ最近は僅差なんで、今回も春日はそれを期待していますね。
若林:スーパーボウルではいろんな名場面もあって、去年(スティーラーズ27-23カーディナルス)とかも映画のような試合運びで感動したんですけども、どうしてもジャネット・ジャクソンが……(一同爆笑)。
春日:それはないだろー。
若林:言いっこなしなんですけど
春日:タブーだよー。
若林:思い出で言うと、そこが2位くらいに上がってきちゃうってのがあるんですよねえ。
春日:それは載せられないよー、空気読んでよー。
NFLやアメフトの話題になると、自然と笑みがこぼれる2人。 |
Q:スーパーボウルに行けると聞いたときのお気持ちは?
若林:アメリカの方でも一生に一度観られるかどうかっていうすごい試合ですから、春日が骨折したときには、本当に腹が立ちましたよ。もし行けなくなったら、右も行ってやろうかと思いました(※注:春日さんは左足首を骨折していました)。
春日:春日も足を折った瞬間に、押さえながら「やべ、スーパーボウル行けないんじゃないか」って、それをまず思いましたね。
Q:スーパーボウルのどんな魅力をファンの方に伝えたいですか?
若林:スポーツのイベントでは世界最大のイベントだと思うんです。そのわりには日本での放送が深夜帯なので、その凄さを伝えていきたいと思います。
春日:いろんなスポーツ選手がいるなかで、NFLの選手はトップレベルだと思うんです。脚も速いし、なにやらせても強いし。そのなかで勝ち上がってきたチームのぶつかり合いですからね、「日本よ目覚めよ!」って感じです。
若林:なんか、あまり響いてなかったな(一同笑)。
春日:ここ、太字でお願いしますよ。「日本よ、目覚めよ」って(笑)。
Q:今回の対戦ではどこに注目していますか?
若林:派手な投げあいの試合になりそうですよね。レギュラーシーズンで連勝してきたチームどうしでもあるし。実はセインツQBのブリーズはボクらと同い年で(注:日本の学年では1978年度生まれの同級生)、実力あるのに認められなかったというところに感情移入できるんです。まあ、ボクらは本当に実力がなくて認められなかったんですけど(苦笑)。だから「がんばれー」という気持ちが強いです。いっぽうで(コルツQBの)マニングは経験があるし、そのブリーズとマニングの対決に注目ですね。
春日:春日はですね、お互いのディフェンスを見たいなってのがありますね。パスチームどうしというと、オフェンスラインは基本的にパスプロしかしないので、ディフェンスがそれをどうかいくぐってサックに行くとかインターセプトに行くとか、そんなディフェンスを見てみたいですね。
Q:わりとお2人ともセインツを応援する感じでしょうか?
若林:それをどれくらい出していいものやら悩んでいたんですけど、NFLジャパンの方に聞いたら大丈夫ということだったので(笑)。実はさっきボクが楽屋に入ったら、すでに春日さんがセインツのユニフォームを勝手に着ていたんです(一同爆笑)。
春日:やはりセインツは初出場ってところがありますし、初出場・初優勝ってのを見てみたいので、セインツ寄りなんですよ。
若林:でも、マニングもNFLでトップの選手だし、見たら見たで興奮して、テンション振り切っちゃうと思います。
ときには真剣な表情で、スーパーボウルについて語ってくれた。 |
Q:ほかに注目している選手は誰でしょうか?
若林:セインツのRBにはピエール・トーマス、マイク・ベル、レジー・ブッシュといますけど、走りを見ているとボクもうずいてきちゃうんで、スタンバイはしておこうかな、と(笑)。プレーブックさえ送ってくれれば、覚えていく気はありますね。
春日:春日は、お互いのチームがそんなにパスディフェンスが良くないので、どう抜けていくのかとか、ライン全体を見たいですね。あとはチアリーダー、本場の応援合戦を見てみたい!
若林:もしよければ、ボクらもハーフタイムショーで、ぜひズレ漫才を。
春日:盛り上がるでしょうね!
Q:オードリーのファンの方にもスーパーボウルを観てもらえるかもしれないので、初心者の方にここを見れば完璧というところを教えてもらえますか?
若林:アメフトはルールが難しいけど、ブリーズとマニングだけ覚えてくれて、あとはボールを見ていればなんとなくわかるんじゃないでしょうか。
春日:あとは後藤さんの解説を聞き逃さないということでしょうね。
(後編に続く)
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