このブログの2010年01月13日のエントリー(週アスブログに書いたウィンドウズビスタネタをウィンドウズ7で検証してみた その3)の中で、
分類:、更新日時:、種類:、サイズ:、名前:、フォルダーのパス:、タグ:
の7種類からフィルターを選択できるようになった。
と書いてしまったが、どうやらそれは正確ではなかったようだ。
つまり、フォルダーによって、表示される検索フィルターの内容が違うらしい。
以下、どのように違うのか調べてみた。
↑ウィンドウズキー+Fなどで表示される検索ウインドーでは、先に書いた7種類の検索フィルターが表示される。 |
これがすべてかと思ったら、実はそうではなかった。ライブラリの“ドキュメント”の中に入っているフォルダーでは次のようになる。
↑ドキュメントライブラリでは、検索ウインドーに比べると、“分類:”がなくなり、代わりに“作成者:”と“タイトル:”が増え、合計8種類になっている。 |
以下、同様に、
↑ピクチャライブラリでは、“撮影日時:”、“評価:”というフィルターが。8種類。 |
↑ビデオライブラリには、“長さ”というフィルターがある。8種類。 |
↑ミュージックライブラリでは、“アルバム”、“アーティスト”、“ジャンル”など、ほかとはだいぶ違うフィルターがあり、8種類。 |
これらの違いは何によるものかというと、ライブラリのプロパティーを見るとわかる。
↑ドキュメントライブラリのプロパティー。 |
“このライブラリを次の目的に最適化”というところの項目によって、フィルターの内容が切り替わるっぽい。だから、自分でオリジナルのライブラリを作った場合も、ここで指定した項目にあわせたフィルターが表示される。
ちなみに一番上にある“一般項目”というのを選んだ場合のフィルターは以下の通り。
↑自分でライブラリを作成し、“一般項目”を指定してみた。検索フォルダーのフィルターと内容も同じ7種類。 |
しかし、どうやら、このような違いが現われるのは、ライブラリの中にあるフォルダーに限られるようだ。
ライブラリではない場所、たとえばデスクトップに作ったフォルダーの場合は下図。
↑“更新日時”と“サイズ”の2種類しかない。フォルダーのプロパティで、フォルダーの種類を“ピクチャ”とかに変えても同じ、やっぱり2種類。 |
なお、この“検索フィルターを追加”欄に表示されないからって、そのフィルターが使えないわけではない。検索ボックスに自分で入力すればいい。これについての詳細はまた今度。
以下は余談。
今回のように、検索ボックスを大きく広げていた場合は、検索フィルターが7種類とか8種類とか表示されるが、標準では、検索ボックスはもっと小さく、3~4種類くらいのフィルターしか表示されない。
↑検索ボックスを狭くすれば表示されるフィルターも少なくなる。この例は検索ウインドーだが、フィルターは5つしか表示されていない。もちろん、広げれば、ちゃんと7つ表示される。 |
↑検索ボックスを最小にしたところ。検索ウインドーでは、どうやら、最小にしても4つは表示されるようだ。 |
↑ミュージックライブラリで検索ボックスを最小にしたところ。最低3つは表示されるみたい。 |
検索フィルターの件、つづく。
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