『Signals』
バージョン:1.2.2
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
iPhoneてそもそもどこで使えるの? という超シンプルなギモンに即答してくれるのが『Signals』というアプリ。起動するだけで、世界中の電波強度マップ(アプリ内Googleマップ)を閲覧できるぞ!
位置情報をキャンセルしても見られます |
Signalsの機能は電波強度の閲覧と投稿の2種類だが、まずは何も考えずに起動。気になる場所の電波強度を確認してみよう。起動直後に位置情報うんぬんのダイアログが表示されるけど、ひとまずムシ。
新橋駅周辺の電波状況です! |
世界地図が表示されるので、気になる場所にズームイン! しばらくして電波強度マークがあちこちに表われ、ケータイの使用可能場所が一目瞭然になる。電波感度は5段階表示でiPhoneと同じ。圏外は赤い“×”で示される。1個のマークがカバーするのは10メートルの範囲。国内はもちろん、海外の使用可能な場所が分かるのも助かりますな。
下部中央のタブで、投稿した機種を絞り込める。iPhone 3GSで投稿した情報のみを表示したい場合は“iPhone 3GS”を選択。“All iPhones”を選ぶと、全iPhoneシリーズの投稿内容が表示される。
今のところ住所やランドマークによる地図検索はできない。が、スクロールなどを多用し、気になる場所の電波感度をチェックしよう。
ちなみにこのSignals、ケータイの電波状況を共有するためのアプリだけど、ケータイの電波は必須じゃない。電波強度の閲覧も投稿も、ケータイの電波か無線LANのどちらか一方が使えればオーケーっす。
電波強度の確認だけなら、使い方の説明は以上で終わり。現在位置周辺の地図を即座に表示したい場合や、電波強度を投稿し、共有したい場合は、iPhoneのGPSをオンにしてからSignalsを起動しよう。
データをアップするときは設定画面に |
電波強度を投稿する場合は、最初に1度だけキャリアの設定が必要となる。マップ画面右上のギアマークをタップし、設定画面を開く。
日本のソフトバンクを選択 |
設定画面の一番上にある“Carrier”をタップすると世界中のiPhone対応キャリアが一覧表示される。国内の場合は“Japan SoftBank”を選択。現時点で世界65社のキャリアに対応してるよ。
自動アップにすれば、送信は手間いらず |
電波強度の投稿は自動実行となり、投稿すると電波強度マークが即座に地図に表示される。投稿が自動なのは、移動中の連投が想定されてるからみたいッス。画面右下の“+”をタップしてから、再度“+”をタップするまで一定間隔で自動的に投稿されるので楽チン。
ちなみに、電波強度や位置情報を編集する機能はないので、インチキはできない仕組みになっている。また、削除機能もないけど、10メートル以内に投稿された情報は同一情報の更新とみなされ、上書きされる。投稿結果が気に入らなければ、近くで再投稿すればいい。
移動速度に合わせて投稿間隔を設定 |
自動投稿間隔は、設定画面の“Submission Interval”を開き、移動手段(徒歩、クルマなど)に合わせて3段階から選択しよう。
つか、圏外になったらどうやって投稿するの? て不思議だよね。もしも電波強度の投稿途中で圏外になった場合、圏外時の位置情報は、次回圏内に入った時点で自動的に投稿されるので、心配ご無用ッス。
ただし、投稿された圏外マークは、再度Signalsを起動し直すまで地図に表示されないという不具合が、現バージョン1.2.2には残ってる。ここは次回アップデートに期待ですな。
さすがに通信速度までは分からないけど、どこどこでソフトバンクが使える、使えないという情報が事前に分かってるだけでも安心できるよね。ユーザー登録なんかも一切不要なので、みんなでバンバン投稿し、電波状況を共有しようぜ!
『Signals』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
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