手軽にDJ気分を味わえるiPhoneアプリに惚れた！

『Jamble Music Mashups』
バージョン：1.3
App Store価格：230円
（バージョンと価格は記事掲載時のものです）

　DJのマネごとをしたいけど、人に聞かせる自信はない。曲を上手につないだり、ビートを合わせるテクもない。て人にピッタリなのが『Jamble Music Mashups』（以下、Jamble）というアプリ。洋楽ヒット曲のおいしいフレーズを抜粋した“ループ”を重ねていくだけで、簡単にオリジナルリミックスが作れる、超お手軽DJツールだ！

　事前に断っておくけど、ループのジャンルは洋楽のみ。iPhoneやPCの音楽ライブラリーにある曲は取り込めず、好きな曲は選べない。

　てな制約はあるものの、操作が死ぬほど簡単なのでオススメ！　DJの基本は“ビートマッチング”といって、曲と曲のテンポを合わせることなんだけど、シロウトにはこれが超難関。だけどJambleの場合は初めからテンポが合わせてあるので、あとはループを選ぶだけでいい。テンポ合わせが不要だから、誰でもDJごっこができるのだ！

毎回表示される起動画面

　マナーモードにしててもジングルが鳴り響く。人前で起動するならヘッドホン装着が吉。とにもかくにも“Jamble Now!”をタップ。ちなみに、この画面は起動のたびに表示され、スキップできません……。

サムネイル画面をタップしてつなぐだけ！

　メイン画面にはジャケ写のサムネイル（ループという名の音源）が16個表示される。デフォルトで収録されてるループは、GorillazやBlur、David Bowieなど24本。下部が録音ボタン（左）と再生兼停止ボタン（右）。基本となるインターフェースはたったこれだけ。

緑のドットひとつが1小節で、計4小節アリ

　下部の4つのランプで1小節の始まりと終わりを意識しつつ、任意のループと再生ボタンをタップすると、それっぽいリミックスが聞こえてくるぞ！　ちなみに、ループは何個オンにしてもオーケーだ！

ループは個別に変更できる

　ひとしきり遊んだところで、ループを入れ替えて雰囲気を変えてみようか。画面を左へ向かってなぞると予備のループが表示される。この中からリミックスに使いたいループをタップすると……。

一覧から落としたいものを選択

　このような画面が表示されるので、予備のループと入れ替えたいループをタップしよう。ループの入れ替えは曲の再生中でも可能ッス。

単にタレ流しじゃなくて、録音が可能！

　快心のリミックスができあがったら、人に聞かせたくなるかもしれないよね。なときは左下のボタンで録音。最大6分間まで録音できる。

Eメール以外にTwitterやFacebookに対応

　録音した曲に名前を付けて保存できるのはもちろん、Twitterやメールなどで共有することも可能。保存した曲は、サムネイル表示画面右下の“More”→“My Jambles”タブに蓄積され、あとで再生したり、共有できる。

　なお、曲名がひらがなやカタカナで始まる場合は文字化けしないけど、漢字で始まる場合は文字化けする。曲名が文字化けすると、アプリを削除しないかぎり、その曲を削除できなくなるので注意してね。あと、セキュリティーのためなのかもしれないけど、Twitterアカウントを毎回入力する仕様はちょっと面倒ッス。

ループというか、曲は追加購入できる

　デフォルトのループが物足りなくなってきたら、別売りのループパック（16本入り、各230円）を別途購入するのもいい。サムネイル表示画面右下の“More”→“Buy Loops”タブで入手できる。無料のもあるよ。

ループのセーブはこんな感じ

　「このループの組み合わせ、あとでまた使いたい」てな場合は、ループの組み合わせに名前を付けて保存しておこう（日本語もオーケー）。サムネイル表示画面下部の“＋”で、組み合わせの保存や呼び出しが可能。

　曲のテンポを変えたり、エフェクトをかけたりもできないし、前述のようにチョイ使いにくい部分もあるにはある。けど、こんなに手軽にDJ気分にひたれるアプリはこれしかない！　無料版の『Jamble Music Mashups Lite 2』もあるので試してみてね！

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『Jamble Music Mashups』
App Store価格：230円
（価格は記事掲載時点のものです）
(c) 2009 NO ROBOTS INTERACTIVE
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