『Hoccer』
バージョン:1.0.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
例えば飲み会やオフ会なんかで、いろんなデータ(連絡先や画像など)を、その場にいる人たちに一斉に送りたいと思ったことない?
そんなときに便利なのが『Hoccer』というアプリ。GPSを使い、フリスビーの要領で、近くにいる人たちに一斉にデータをバラまくことのできるツールっす! もちろんデータを受け取ることもできますよ!
お約束の位置情報をオンにしよう |
データをやり取りする人全員で、ホーム画面の“設定”→“一般”から“位置情報サービス”を“オン”にし、続けてHoccerを起動。
送信したいデータを選ぶ |
データを送る人はひとりのみだが、受信者は複数でもオーケー(人数に特に制限はないようですよ)。一度に送信できるデータはひとつのみ。対応するデータは連絡先、画像、テキストとなってます。
送信者は、画面を上に向かってなぞる。下部にツールバーが現われるので、送信したいアイテムを選択。受信者は準備の必要なし。
多少、目をつぶれば、日本語も使える |
日本語の連絡先にも送れるけど、今のバージョンでは、メールアドレスが入ってるとアプリが強制的に終了したり、姓名の前後が逆になるという不具合があるので、あらかじめ知っておいてね。
画像はリサイズせずに送れます |
画像については、iPhoneの中にあるものならどれでも選べますよ。元の解像度のまま送受信できるのがいいですな。
肝心のやり方だけど、これがユニーク。iPhoneをしっかりと握って、送受信側ともにフリスビーのようなジェスチャーをすればいいのだ。
送る側はこのようなゼスチャーを |
データを送る側はフリスビーをヨコから投げるような感じで。受け取る側は顔のヨコでキャッチするようにする。世界地図が出ている画面で右下の“i”をタップすると具体的なやり方を確認できる。参考にしてね。
受け側はこのようなゼスチャーを |
データを受け取る場合は腕を手前に引き寄せる感じで。相手が投げる動作をしたら、すぐにキャッチするのがコツ。バシッという音が鳴るまで、この姿勢をキープするとうまくキャッチできるよん。
データは種別によってちゃんと格納されます |
受け取った画像はiPhoneのカメラロールに入る。連絡先は連絡先アプリに登録され、テキストは編集可能な状態で表示されますよ。
ね? 簡単でしょ?
さらに面白いのはマルチプラットフォームな点。AndroidアプリやPCのブラウザークライアントも公開されている。つまり、iPhone同士のみならず、PCやAndroidともデータをやり取りできるのだ!
PCから一斉配布、なんてことも可能 |
PC版ブラウザークライアントはGPSなしで使える。相手のいる場所を左の地図で範囲指定し、右のボタンで送信か受信をクリックすればいい。つまり、自分はそこにいなくても、そのへんにいる人たちにデータを一斉配布できる。ヘリコプターでチラシをばらまく感じ?
PC版ブラウザークライアントでのデータのやり取りは、今のところスマートフォンとの間でしかできないけど、開発元によれば、将来的にはPC同士でもデータをやり取り可能にするそうですよ。
前述のように連絡先の不具合はあるけど、みんなに一斉にデータを配れるなんて、想像しただけでワクワクするぜ!
『Hoccer』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) ART+COM Technologies GmbH
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