まだ続いています。Studio 15を何に使っているかというと、もっぱらブルーレイプレーヤーです。フルHDの液晶テレビを買って、ブルーレイレコーダーないしプレーヤーを買ってとなると、合計金額はそれなりのもの。その点Studio15は、フルHDブルーレイ環境が一発で整う『Studio 15 最新プロセッサー搭載デザインパッケージ』で10万9980円(12月7日22時現在)。不景気の折、ありがたい価格設定です。値下げに気づいた前回よりさらに価格が下がっているのは悔しいので気づかなかったことにします。
BDプレーヤーとして大活躍
ブルーレイを観るまではDVDで十分と思っていたのですが、一度観るとDVDには戻れません。お世話になっている作家さんに、キュアレモネードを地デジで観て「肌きれいだなー」と評した男がおるのですが、二次元美少女をつかまえて肌きれいと評せる男がおるのですが、それはさておき、アニメでも1080p制作のタイトルが増加。微細さ、解像感がDVDとは別次元に仕上がっています。鑑賞環境が手軽に、比較的安価に整うわけですし、これを機会に手を出してみるのもオススメです。
BIOSもドライバーもアプリも最新にする!
僕は、BIOSもドライバーもファームウェアもアプリケーションも、なんでも最新版じゃないと気が済まない人種です。動作の安定性が増したり、新機能が追加されたり、ああ! 最新版のすばらしさよ。バージョンが0.01でも上がっていたら即ダウンロード即パッチ適用です。この癖のおかげでBIOSスッ飛ばしてPCがお亡くなりになったことがあり、当然ながらメーカーサポート非対応、すんすん泣きながら新しいマザーボードを購入なんてことをしでかしております。一般的にいう「特にBIOSはPCがちゃんと動いているなら無闇にアップデートしない方がいい」という格言を身をもって実感しているわけですが、それでも最新版の引力には抗えません。自己責任上等です。
本機には『Dell Support Center』というソフトがプリインストールされております。CPUやメモリー、BIOSのバージョンといったシステム情報の一覧や、デルへの問い合わせといった、PCのメンテナンスや安定運用を一元管理できるソフト。このソフトからは、ドライバーとアプリケーションのダウンロードも行なえます。最新版マニアには最新版を探す手間があり、それが楽しかったりもしますが、そんな手間を省いてくれるのです。
使い方は、メインウインドーに、クリックするとどうなるかの説明が添えられた巨大なアイコンが並んでおり、わからないフリしてもわかるぐらい簡単です。ダウンロードは、ウェブブラウザーでもできますが、ダウンロードの際に導入できる『デルドライバダウンロードマネージャ』がオススメ。複数ファイルの一括ダウンロードや、ダウンロード中断後の再開などができるスグレモノです。
ひとつ気になったのは、Studio 15のBTOで選択できるけど僕は選択してないパーツに関するファームウェアやアプリの最新版が、ダウンロードページに表示されること。ダウンロード前にマシン固有のサービスタグを入力した場合は、僕に関係するもののみ表示するようになったらパーフェクトなのになと思いました。わがままですいません。
レッツ! ベンチマーク!
さて、Core i7搭載ノートの実力はいかほどか、ベンチマークで見せたいと思います。使うソフトはPC総合性能を測る『PCMark Vantage』の64ビット版。このソフトをダウンロードしていただき、いまお使いのマシンで性能を比較していただけると、Studio 15がどんな性能がわかりやすいかと思います。ダウンロード自体がすでにベンチといわんばかりの巨大なファイルサイズとダウンロード回線の細さが気になる本ソフト、ベンチマーク負荷も重量級です。
結果は
総合が4500オーバー。特にCPUとGPU関連が強力です。これ以上をめざすなら、HDDをSSDに交換するのがよさそう。ちなみにWindows 7のエクスペリエンスインデックスでは、プロセッサのスコアが7.0、ゲーム用グラフィックスのスコアが6.2をマーク。エクスペリエンスインデックスは最高が7.9、週アス副編の加來が常用している4GHzにオーバークロックしたCore i7-860のスコアが7.7であることを考えると、やはりCPUの速度は必要十分以上といえそうです。
期間限定のクーポンやパッケージ情報など、Studio15に関するさらに詳しい情報はデルのサイトでどうぞ。
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