『割勘先輩!』
バージョン:1.3
App Store価格:115円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
幹事をやったことのある人なら分かると思うけど、割勘て面倒くさいよね。でもその面倒な割勘を、スパッとやってくれるのが『割勘先輩!』というアプリ。臨機応変という点で、この割勘先輩!の右に出るアプリはないんじゃないかな? ってぐらい使いやすいのだ!
例えば職場の飲み会があるとしよう。参加者は全部で19人。内訳は部長1人、課長1人、係長1人、役職なし9人、新人7人。
最初は未入力の状態。これは基本画面ね |
割勘先輩!を起動したら、まずは右上の“設定”をタップして……。
幅広く設定することができる |
設定が“上司部下タイプ”になっていることを確認し、基本画面に戻ると……。
各項目が等級別になりました |
職場の飲み会にふさわしい内容に変更できた!
ちなみにドラムの選択画面で、該当するタイプが見当たらない場合は、右上の“詳細設定”をタップすれば……。
シチュエーションは追加登録可能 |
任意のタイプを追加できる。さらに右上の“完了”をタップしてから任意の項目をタップすると……。
負担の設定は……君自信の手で!! |
立場に応じた負担割合など、項目名を含めたすべての項目をキメ細かく変更できる。各自の負担割合は、役職なしの人を基準に、役職のある人は多め、新人は少なめといった具合に事前に決めておこう。
宴もたけなわ、部長が「俺は2万円出しとくから、あとは適当にな。お先に」と言い残して早々に帰宅。そして、いざお会計へ。お店の人から受け取った請求書には”ご請求額15万9326円”と書いてある。
いざ! 総額と人数を入力しよう! |
上司部下タイプの画面に戻り、一番上の“総額”欄に請求金額を入力したら、続けてその下の項目に該当する人数を入力。このとき項目を右へなぞると人数をすばやく増やせ、左方向へなぞるとすばやく減らせる。
便利だけど微妙な設定もあったりしますよ |
先ほど部長からもらった2万円は固定金額なので、総額と人数入力画面で部長の項目をタップし、このように負担額を入力しておく。
どうです? この一目瞭然の支払額は! |
すべての条件設定をセットしたら、総額と人数入力の画面に戻り、一番下の“割勘結果”をタップ。すると各自の支払い金額が表示される。
いろいろ書いてきたけど、要は事前に負担割合を決め、あとは会計の際に請求額と人数を入力するだけ。簡単でしょ? でも実はここからが割勘先輩!のスゴイところなのだ。
例えば、すでに割勘が終わってるのに、誰かが突然こう言い出したとしよう。「1円単位でキッチリ割勘しろ」。
キッチリ、1円単位まで割ることも |
と言われたら、再度、総額と人数入力の画面に戻り、右上の“設定”からタイプ設定の画面まで進み、さらに項目をタップして、“端数処理”の金額を変更すればいい。
これ以上は銭の単位が必要な明朗会計 |
再び総額と人数の画面に戻ると、総額など、先ほどセットした項目が残っているので、一番下の“割勘結果”をタップ。キッチリ端数処理された割勘結果が表示されるよ!
ちょっと待て。下部の“余剰金”を見ると、お金が足りない!(わずかですが……) 幹事が自腹を切るか、多く集金するか、どっちだ?
幹事持ち出しを避けることもできますよ |
自腹を切るのはいやだなぁと思ったら、“多めに徴収する”を“オン”しよう。今度はお金が余るように自動で再計算してくれる。その場合、どの人たちが多く払うことになるかや、その結果いくら余るかもワンタッチで試算可能。少額なら自腹切ってもいいや、という判断を即座にできるよう支援してくれる。ちなみに、”↑”が付いてる人たちが多く払う。
といったように、目的や会合の種類に合わせてタイプを作っておけば、どんな集まりでもスムーズに割勘できる。なんて便利なんだ!
たまに、よく似てるんだけど微妙に異なるタイプを作りたい場合もある(男女で負担を変えたいなど)。ので、新しいタイプを作る際、既存のタイプをコピーできると手間が省けてうれしいんだけどなぁ。でも、現場で柔軟に対応できるから大助かりだ!
『割勘先輩!』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) Makoto Ito
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