先日、ウィンドウズ7の記事を作っていた編集部のイトーと話をしていて「7ってコントロールパネルのアイコンを特大サイズにして画面キャプチャーできないんですかねぇ?」って話になった。
そこで、自分なりにその方法を考えてみました。一般ユーザーがそんなことすることはあまりないでしょうが、同業者のかたは参考にしていただけると幸いでございますですのことよ。
そもそもなんでそんな話になったかというと、ウィンドウズ7のコントロールパネル(以下コンパネ)では、“カテゴリ”、“大きいアイコン”、“小さいアイコン”の3種類の表示形式しかなく、ビスタみたいにアイコンを“特大サイズ”にできないというところから。
↑7のコンパネは、“特大アイコン”の表示ができない。 |
↑これはビスタのコンパネの画面。“クラシック表示”にすれば、“特大アイコン”での表示も可。 |
できないのだから、コンパネとして特大アイコンを表示するのはもちろん無理。でも、特大アイコンを単体で欲しいなら、次の方法で画面キャプチャーできるということに思い当たった。
1.ドキュメント内に新しいフォルダーを作って、その中にコンパネのアイコンをドラッグ&ドロップする。
2.すると、コンパネのショートカットができる。
3.レジストリエディターを起動して、次のキー
HKEY_CLASSES_ROOTlinkfile
を開く。
4.バイナリ値の“IsShortcut”の名前を変更する。下の画面の例では“IsShortcut.bak”に変更。元に戻す気がなければ変更しないでこのバイナリ値を削除してしまってもいいみたい。
5.レジストリエディターを終了し、パソコンをログオフ→ログオンするとショートカットアイコンの左下の矢印マークが消えている。
あとは、普通にフォルダー内でアイコンのサイズを変える要領で“特大アイコン”にすればオーケー。
6.ね、簡単でしょ?
しかし、こんなことでもしなければ見れない、コンパネの特大アイコンを、こんなにキッチリデザインしているなんて。プロ根性に頭が下がるというか、ほかに労力回したほうがいいんじゃないのというか。
なんか、よく考えたら同業者でもこんなことしないような気がします……。
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