まだ、残暑の続く毎日ですが、サンディスクの新製品発表会が、なんと新横浜スケートセンターで行なわれました。そして、スペシャルゲストはあのトリノオリンピック金メダリスト、荒川静香さん。サンディスクとフィギュアスケート、この意外な組み合わせで発表されたのは……。
↑新横浜スケートセンター。壁にはサンディスクのロゴ。 |
↑スケートリンクの一部に特設ステージが開設されていました。氷の上なので涼しいを通り越して当然寒い。会場ではホッカイロと(サンディスクロゴ入り)ブランケットも配られました。 |
新製品の正体は『サンディスク・エクストリーム・プロ』。90MB/秒の転送速度と、なんと64GBの大容量を実現したCFカードです。
↑ついつい製品よりお姉さんに目が行きます。 |
↑こちらは同時発表された『メモリースティックマイクロ』。11月発売のPSP goで使用できます。 |
↑『エクストリーム・プロ』の性能を十分に引き出すことが可能なアダプターは2010年発売予定。この製品では、読み取り速度96MB/秒を記録。 |
ここで荒川静香さん登場。残念ながら演技中は撮影禁止だったのですが、『トゥーランドット』の曲にのって、ジャンプ、スパイラル、スピン、そしてもちろんイナバウアーを披露してくれました。
(以下3点は、撮影:権藤和也氏、使用カメラ:キヤノン 『EOS7D』 ※発売前のβ機を使用しています。)
↑ビールマンスピン。 |
↑イナバウアー。 |
続いて、プロカメラマン権藤和也氏による撮影デモ。
実際に荒川さんの演技している様子を撮影するのですが、「カシャカシャカシャカシャ……」とシャッター音が綺麗に響いて、高速のCFカードを使うことによって、とぎれることなく連写ができるという説得力のあるデモでした。(ここで、フィギュアスケートとサンディスクという不思議な組み合わせの謎が解けたのでした。)
↑権藤カメラマンによる撮影デモ。 「スムーズに連写が行なえるので、フィギュアスケートのこまやかな動作をとらえることができる。さらに、撮影画像の中から決め写真を選択できる」と高速・大容量CFカードのメリットをプレゼン。 |
荒川さんと権藤氏のトークショーでは、「フィギュアスケートは滑り始める前が一番撮影しやすい。トリノのショートプログラムでは、鼻をすするところが写ってしまったので、フリーでは、カメラマンのみなさんに綺麗なところを撮っていただこうと、オリンピックの円の中心から演技をスタートした」と語る荒川さん。荒川さんの被写体としての感性の良さを権藤カメラマンも絶賛。
↑2003年から荒川さんを撮影しているという権藤カメラマン。「トリノのときは人数制限によりスタジオに入ることができなかったので、今回、トリノの再現シーンが撮影できて嬉しい」とコメント。 |
普段は4匹いる犬をコンパクトカメラで撮影しているという荒川さん。動く犬にピントが合わなかったり、ブレたりして撮影には苦労しているそうで、「まばたきがシャッターだったらいいのに」と発言。さらに、「アイスショーの最後にみんなでリンクを回ったり、観客に手を振る私の視点から撮影してみたい、イナバウアーのときの風景を写してみたいので、目にメモリースティックがついていればいいのに」とも。
↑スポーツマンの足って美しいですよね。 |
編集部でも『エクストリーム・プロ』の書き込み性能をチェックしてみました。使用カメラはキヤノン『EOS 5D Mark II』。書き込み速度はカメラにもよるので、厳密なテストではありませんが、シャッター音、バッファー状態(「busy」が点滅)、書き込み速度(赤いランプ)に注目すると、『エクストリーム・プロ』の速度が実感できると思います。
↑『エクストリーム・プロ』(16GB)を使用。 |
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