『Mover+』
バージョン:2.0.3
App Store価格:230円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
近くのiPhoneにBluetoothでファイルを転送するアプリ。今まで何本も見てきたけど、この『Mover+』ほど簡単かつ直感的で、しかもiPhoneらしいアプリは見たことがない!!
Mover+のいいところをまとめると以下のようになる。
●Bluetoothのペアリングを自動でやってくれる。
●相手のiPhoneに向かってファイルを適当に弾き飛ばすという、きわめてシンプルな動作で転送できる。
●複数ファイルの一括転送にも対応。種類が異なっても構わない。
●転送したファイルは自動的に対応アプリに保存される。
Mover+で転送できるファイルは以下の4種類ッス。
●“写真”アプリ内の画像
●“連絡先”アプリ内の連絡先
●クリップボードにコピーされたテキスト
●付属ブックマークレットでSafariから取り込んだURL
簡単なので、な~んにも考える必要はない。とにかくやってみよう!
まずは相手と接続しよう |
送信側と受信側、双方のiPhoneで“Bluetooth”を“ON”にしたあと、Mover+を起動するとBluetoothのペアリングが自動的に行なわれる。相手のiPhoneの名前が“テーブル”(メイン画面)のどこかに表示されたら接続完了ッス。
つながらない人は設定を確認 |
うまく接続されない場合は、ペアリングの画面で下部右から2つ目のアイコンをタップし、“Bluetooth”が“ON”になっているか確認しよう。
送りたいファイルを選ぼう |
送信したいファイルは必ずテーブルに乗せる。ペアリング画面で左下の“+”をタップし、ファイルの種類に応じて項目を選択するだけ。
送付ファイルは視覚的に確認できる |
テーブルに乗せるファイルは種類が異なっても構わないし、いくつ乗せてもいい。ゆらゆらと水面を漂うような独特の浮遊感が新鮮。適当な方向に弾くと反動で戻ってくるので、見失っても気にしなくていいし、整列させる必要もない。そもそも斜めに表示されることもあったりして、このゆるさがおもしろい。
ファイルを指で転送! |
いよいよ転送。相手のiPhoneめがけ、相手のiPhoneの名前が表示されてる方向に、ファイルを弾き飛ばすようにして転送する。
受け取り側の画面はこんな感じ |
しばらくすると、送信側、受信側、双方のiPhoneにファイルが現われる。これで転送完了。
受信ファイルが画像と連絡先の場合はカメラロール、あるいは連絡先に自動的に保存される。その際、上書き保存ではなく新規保存されるので、同名ファイルが消える心配もない。このあたりもイージー。
ちなみに、複数まとめて弾き飛ばしてもちゃんと受信される。画像と連絡先とURLなど、種類が異なっていても問題なく転送できる。
ファイルの操作はこの画面でも可能 |
テーブル上のファイルを長押しすると操作メニューがポップアップし、閲覧や削除などが可能。ダブルタップですばやく閲覧できる。
なおここで“Remove”(取り除く)を選んでも、すでに保存済みの画像と連絡先の実体ファイルは削除されないのでご心配なく。
ブックマークレットも使えます |
ペアリング画面で下部右端の“i”をタップし、画面を切り替えると、URL取り込み用のブックマークレットを追加するページにジャンプできる。“Add Bookmarks from Safari”をタップしよう。
URLの取り込みが便利に! |
開いたページをブックマークしたあとで編集モードに切り替え、URLを“javascript~”から始まるように編集してから保存する。ウェブ閲覧中にこのブックマークレットを呼び出すと、Safariで閲覧中のページのURLを簡単にMover+に取り込める。
Mover+には、機能を絞った『Mover』もある。ただし、接続は無線LANのみ。クリップボードとURL取り込み、ブックマークレット追加には非対応だけど、無料なのでぜひ試してみてね!
『Mover+』
App Store価格:230円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) Emanuele Vulcano. 2009. Protions used under license.
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