『Signal Fire』
バージョン:1.1.0
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
こないだ、久々に学生時代の友人に会うために、JR横浜駅付近で待ち合わせをした。「駅についたらケータイに連絡くれ」と友人が言うので、とりあえず駅についたところで電話をかけた。
友人「おぅ、駅ついたか。で、今どこよ?」
筆者は横浜にまったく土地勘がない。
筆者「えーと、あの、んー」
友人「まわりに何が見える?」
筆者「駅とか……」
友人「……」
ダメだ。土地勘がどうこうというレベルではない。筆者には、もっと根本的な何かが不足しているようだ。
友人「そういえばiPhone 3GS持ってんだろ? 地図とか送れないの?」
筆者「そうだ、今、送るね」
いったん電話を切り、友人に地図を送った。正確には、iPhone 3GSの『マップ』で現在位置を調べ、“場所を共有”で友人のケータイ(普通のauケータイです)に筆者の現在位置をメールで送信した。
……つもりだった。しばらくしてiPhone 3GSの電話が鳴った。
友人「何だよこれ! メールは届いたけど、本文に“横浜駅(神奈川県)”て書いてあるだけで、リンクも何もないじゃん! このボケが!」
そうなのだ。iPhone 3GSのマップからケータイに位置情報を送信しても、メールに埋め込んであるはずのリンクをケータイでクリックすることができず、地図を見ることができないのだ。
前振りが長くてすみません。
そのときに重宝したのが『Signal Fire』というアプリ。ワンタップで現在位置を特定できるところは標準のマップと同じなんだけど、さまざまな方法で位置情報を共有できるのが大きな特徴なのだ。
いつか使う日がくるんじゃないかと、インストールしといて助かった!(ていうか、最初からこのアプリを使えばよかったのでは?)
起動したら、現在位置を表示させる
iPhone 3GSのGPSをオンにし、Signal Fireを起動。左下のアイコンをタップすると……
マップにピンがドロップされる
地図上に現在位置が表示された!(中央の赤いピンです) 実際の場所とズレてる場合は、ピンをドラッグ&ドロップして移動させよう。
このアプリ、普通のケータイに地図情報を送れるのが特に便利。正確には、地図(Googleマップ)の“画像”のURLをメールで送信できる(地図のURLではなく、地図の“画像”のURLというのがミソ)。
地図ではなく、画像のURLを送信
ピンをドロップした画面下部の右から2つめのアイコンをタップするとメニューが表示される。上から2つめの“メールで画像のURLを送信”を選択すると……
イタメール? とビビらず送信する
自動的にメールが作成されるので、相手のケータイ宛に送信だ!
相手もイタメール? とビビらず開く
ケータイにはこのようなメールが届くので、URLをクリック……
ケータイにはこのように表示される!
iPhone 3GSの現在位置がケータイにバッチリ表示された! これなら相手のケータイがGoogleマップに非対応でも、正確に知らせることができますな。
もちろん相手の端末がiPhone 3GSやPC、あるいはGoogleマップ対応のケータイということが明確に分かっているなら、メール送信の選択画面で一番上の“メールで地図のURLを送信”してもオーケーっすよ。
もうひとつ便利なのが、(さっきも少し触れたけど)現在位置をドラッグ&ドロップで調整できる点。GPSで特定した場所って必ずしもドンピシャじゃない。相手に正確な場所を伝えるには位置調整が不可欠。現在位置の調整ができるアプリってなかなかないんだよね。
ということで、普通のケータイに地図を送れなくてクヤシイ思いをしたくない人は、是が非でもインストール!
『Signal Fire』
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