『スタンぱ!』
バージョン:1.0
App Store価格:230円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
街で見かけた昭和な看板やクルマを撮るのが大好きだ。でもブログにアップする前に、住所や電話番号に目隠しするのがマナーだよね。
また、みんなで集まったときにもiPhone 3Gでよく写真を撮る。でもブログに公開しようとすると「顔、隠してね」と必ず釘をさされる。
隠さねばならない部分(顔や住所など)をお絵描きアプリでチマチマ塗るのもいいんだけど、何十枚もあるとかなり面倒なことに……。
そんなときに便利なのが『スタンぱ!』というアプリ。モザイクだろうが、ぼかしだろうが、スタンプ感覚でポンポン処理できるのだ!
さらに独自の“顔認識”機能を使うと、人の顔を自動認識するうえ、加工処理までやってくれるので超楽勝! とにかく試してみよう。
iPhone 3G内にある写真はすぐに編集可能
モザイクをかけたい画像を選ぶ。“写真アルバム”にはiPhone 3Gのカメラロールも含まれるているので、画像はどこからでも取り込める。直前に編集してた内容は“編集を継続”でスグに呼び出せるよ。
たとえば、顔出しNGな場合
画像を選択したら、右下の矢印をタップして……
便利なことに人物の顔を認識する機能がある!
この画面が表示されるので、続けて“顔認識”をタップすると……
素材によってかかる時間が違います
顔認識がスタート。検出には少し時間がかかるな。
写真内の顔はすべて認識してくれる!
この看板のイラストの場合、約5秒で認識された。ひとりだけじゃなく、2人でも3人でも、写っている人の顔にだけモザイクをかけてくれるのでかなりラクチンっす。実際の人の顔ももちろん認識できるよ。
顔だけじゃなくて住所も隠したい
お次は住所にモザイクをかけてみよう。下部中央のアイコンをタップし、手動モードに切り替える。画像をピンチイン、ピンチアウトでズームし、大きさを調整。画像をドラッグして、モザイクをかけたい部分を緑色の枠内におさめる。緑色の枠は固定されていて、サイズ変更や移動はできない。このあたりがチョイと不便かなぁ。
ブロックサイズがでかいので、遠くから見ても分からない
モザイクをかけたい部分が決まったら、枠の中央の“+”をタップすれば処理が完了。
もちろんUNDO機能もついています
処理結果が気に入らなければ、下部の“×”をタップして赤い枠を表示させ、左上の“×”をタップすれば個別に元に戻せる。分かりやすい。
最後に右上の“保存”をタップすれば、加工後の画像がカメラロールに保存される。同じやり方でいくつでもモザイクをかけられるぞ!
見えないがなんだかは分かる、くらいの加工になるよう設定しよう
顔認識の画面で“設定”をタップすると、“モザイク”と“ぼかし“を切り替えられる。ぼかしの強さなども調整可能。
で、気になる“顔認識”機能について開発元の株式会社セップに問い合わせてみたところ、人の顔かどうかの判断基準はわりと緩いようで、「両目がしっかり写っていれば顔と認識します」とのこと。
なので、写っている人数や顔の大小は関係ないのだそうだ。その場合はやや時間がかかるが、ちゃんと認識はされるという。
確かに、いろいろ試してみたけど、斜め45度を向いている写真でも、両目がハッキリ写っていればちゃんと認識されたもんな。
まぁ、顔が自動で認識されなくても、スタンプを押す感覚でスピーディーにモザイクをかけられるので、まったく問題はないけどね。
でもやっぱり、範囲指定画面にある緑色の枠の形状とサイズを自由に変更できるようになってほしいなぁ。クルマのナンバーや街角の住所表示など、隠したい部分て長方形だからね。
『スタンぱ!』
App Store価格:230円
(価格は記事掲載時点のものです)
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