アナログ書類をスキャンできるiPhoneアプリに惚れた!
2009年05月12日 15時00分更新
『JotNot Scanner for Receipts, Whiteboards, Business Cards, and Documents』
バージョン:1.1
App Store価格:350円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
手描きメモとかお店のレシート、電車やバスの時刻表など、アナログデータって結構あるよね。そんなアナログデータを、スキャナーを使わずにiPhone 3Gで手軽に読み取れたら便利だと思わない?
し・か・も! 斜めに撮った画像を、まるで正面から撮ったように補正できるとしたら、なおよくね?
『JotNot Scanner for Receipts, Whiteboards, Business Cards, and Documents』(以下、JotNot)というアプリを使えばそれが可能。これは撮影した画像の中の必要な部分だけを補正し、読みやすくするアプリ。百聞は一見にしかず。早速、JotNot使用前と使用後の画像を比較していこう!
●手描きメモ
ビフォー
アフター
元の色を鮮やかに取り込めます。ど? 本物のスキャナーで取り込んだみたいでしょ?
●書類
ビフォー
アフター
撮影時は下からあおり気味の構図なので上半分が読みにくいけど、補正後は上半分も読める。周囲が明るい方がキレイになります。
●時刻表
ビフォー
アフター
パソコンのモニター画像もちゃんと撮れます。アプリ設定でモノトーンに変換するようにしておくと、文字が読みやすくなりますよ。
●レシート
ビフォー
アフター
いろいろ試してみたら、どうやらiPhone 3Gのカメラは50センチ以上離したときにピントがバッチリ合うようだ。小さいレシートなどを撮る場合は、かなり離した方が補正後に読みやすくなる。
●名刺
ビフォー
アフター
名刺の細かい文字は読みにくいけど、iPhone 3Gのカメラで普通に撮るよりは全然マシっす。
アプリの使い勝手もいいし、操作も簡単
これから撮る画像だけでなく、すでに撮影済みの画像に対しても補正ができますよ。右下の“i”をタップすると設定画面を開けます。
変形は四隅をタッチすればOK!
斜め補正のやり方は簡単。撮影後に四隅の○をドラッグして、保存したい部分を囲んだら、“Process”→“Save”をタップするだけ。
このとき○を指先で押さえたまま動かすのがコツ。そうすると○の周囲が自動的に拡大表示されたままの状態になり、微調整がしやすいんです。納得いくまで何度でも試行錯誤できるのもいいですな。
画像はiPhone 3Gの『写真』アプリに保存されるので、あとは添付メールで送るなり、壁紙にするなり自在に活用可能。
さすがに本格スキャナーとは比較にならないけど、いつでもどこでも手軽に取り込めるのは携帯性に優れたiPhone 3Gならではですな。
読み取り性能は各種設定でカバーしよう
画質設定やコントラスト調整も可能と、この手のアプリの中では、今一番実用的なアプリだよ! 無料版の『JotNot Scanner Lite』もあるのでぜひ試してみてね!
『JotNot Scanner for Receipts, Whiteboards, Business Cards, and Documents』
App Store価格:350円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) MobiTech 3000 LLC 2009
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追記【2009/8/13】
『otNot Scanner for Receipts, Whiteboards, Business Cards, and Documents』
バージョン:1.2
App Store価格:600円
(バージョンと価格は追記時点のものです)
【主な変更点】
●アイコンが変更された
●PDFが作成できるなど、機能強化
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