『Memory Status』
バージョン:2.0
App Store価格:115円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
iPhone 3Gをしばらく使ってると、アプリ(特にSafari)が突然終了したり、アプリを起動できないといった現象に遭遇したことってありません?
不安定なときにiPhone 3Gを再起動したり、(ホームボタンの長押しで)アプリを強制終了することで対処してるんだけど、これってお世辞にもスマートとは言い難いよね。
筆者のiPhone 3Gは再起動に約1分もかかるので、忙しいとき、特に移動中にはやりたくない……。Safariを強制終了させると、直前に開いてたページが(タブも含めて)すべてクリアされちゃうのも痛いし。
なんでこうなっちゃうか知っている?
アップルのサポート情報(『アプリケーションが突然終了した場合の対処法』記事番号:TS1295)によれば、その原因は、どうやらメモリー不足と関係があるみたい。
というのも、iPhone 3Gはモデルによって8GB、もしくは16GBという大容量フラッシュメモリーを搭載してはいるけど、肝心のアプリが使用できるメモリー容量はたったの128MBしかないから。いろんなアプリを起動したり、Safariで複数のページを開いたりすれば、それだけメモリーが足りなくなるってわけ。
しかも、表面上はアプリを実行していないように見えても、実は知らないところで使われている領域が、メモリーの中にはあったりする。OSがアプリ管理に使ったり、常駐アプリ(Safariやメール、iPodなど)が使ったり、過去に実行したアプリのために残してあるといった具合だ。
そんなメモリーの実態を“見える化”してくれるのが『Memory Status』というアプリ。メモリーの使用状況を円グラフで確認できるだけでなく、iPhone 3Gを再起動せずにメモリーの空きを増やせるところが実に便利!
ハードディスクのプロパティ風でわかりやすい【お掃除前】
お掃除前の状態。円グラフの内訳は、赤(OSがアプリ管理に使用)、橙(常駐アプリが使用)、青(過去に実行したアプリ用にキープ)、緑(空き)。
お掃除の仕方は簡単。“Cleaning”タブに切り替え、“Level1”か“Level2”をタップするだけ。
メモリーの開放はアイコンベースで簡単!
Memory Statusのコンセプトは、特定のアプリを個別に終了させるのではなく、常駐アプリを終了させることで結果的にメモリーの空きを増やそうというもの。なので、軽くお掃除(=Safariを終了)したければLevel1、しっかりお掃除(=Safariを含めメール、iPodまですべて終了)したければLevel2をタップすればいい。
各項目の数値を比較してみよう【お掃除後】
筆者のiPhone 3Gでは約20秒でお掃除できたので、再起動するより3倍速い! メモリーの空き容量が増えるのもありがたいけど、Safariで開いていたページやタブも元の状態のまま再び閲覧できるので、もう手放せないッス!
『Memory Status』
App Store価格:115円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)2008 Kanako Honma
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