『Escape Pod』
バージョン:1.0.8
App Store価格:230円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
あんまり大きな声じゃ言えないけど、「今どこにいるかをごまかしたい!」、「こんな電話は早く切りたいなぁ」 と、誰しも1度は思ったことのあるハズ。
そんな万人にオススメなアプリが『Escape Pod』で、その効果は絶大!
これは簡単に言ってしまえば、電話中にさまざまな効果音を流すことで居場所をごまかしたり、何となく電話を切りやすい雰囲気を作り出す、一種の偽装アプリだ。
周囲の環境音や赤ん坊の鳴き声、玄関の呼び鈴など、場所や電話を切る際の言い訳に使えそうな効果音が、あらかじめ45種類も収録されている。
使い方は簡単で、通話中にこのアプリを起動し、一覧の中から効果音を選んだら、適当なタイミングでアイコンをタップするだけ。効果音が流れ出したら「あっ! 電車が来たんで」とか「子供が泣いてるんで」とか言って電話を切ればいいのだ。相手を怒らせることもない。
プリセットにはUFOの攻撃なんていうのもある!
↑これがトップ画面で、下の一覧から効果音を選んでタップすると音が流れる。カッコ内の数字は秒数なので、短いものを繰り返し流したいときは“Repeat”を”ON”にする。
「あぁ、環境音CDとかあったなぁ」と思い出す人もいるだろうけれど、このアプリがウレシイのは自分で任意の効果音を録音できる点。プリセットされてる効果音をよくよく聴いてみると、話し声がすべて英語だったり、パトカーのサイレンがアメリカのものだったりして、日本でそのまま使うにはちょっとムリがある。なので、身の回りにある生活音などをマメに録音しておけば、いざというときに役立つってわけ。
街頭音は複数ないと映画『ブレードランナー』中の日本語みたいに
使いまわし(ループ)が相手にバレるので注意!
↑トップ画面から右上の“Record”をタップすると、録音画面になる。時間は最大3分間まで可能。iPhone 3Gのマイクを使うが、音質は悪くないので十分使える。
もともとは海外のアプリなので、録音するファイル名に日本語が使えなかったが、つい最近のアップデートでこの問題が見事解消。英語のニガテな人でも迷うことなく使えるようになった。
録音データのライブラリーだが、使い勝手はかなりよい
↑トップ画面から左上の“Sounds”をタップすると、リストの一覧画面になる。効果音を個別に削除したり、ファイル名をあとから変更できるので、まずはライブラリーを充実させよう。
ひとつ注意すべき点は、iPhone 3Gにイヤホンマイクを接続している場合。効果音が相手に聞こえなくなってしまうので、このアプリを使うときはくれぐれも本体のマイクか、ブルートゥースヘッドセットで通話するようにしよう。
こういう通話系アプリって、ノキアのケータイ向けには数え切れないほどあるんだけど、iPhone 3G向けのはまだまだ数が少ないんだよね。そういう意味でも貴重な存在と言えよう。
とにかく、遅刻の言い訳やアリバイ工作、早く電話を切る口実が欲しいときには超便利ッス。
え? 筆者はこのアプリで偽装してるかって? ま、まさか、つ……使ってませんとも、えぇ。
『Escape Pod』
App Store価格:230円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)Neil Inglis
・ダウンロードはコチラをクリック!
※App StoreではUFOの攻撃の使用方法が書かれているのだが、一読の価値あり! UFOの存在よりありえない展開を想定している。
その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー
ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ〜ぱほりっく
追記【2009/8/12】
『Escape Pod』
バージョン:1.0.12
App Store価格:230円
(バージョンと価格は追記時点のものです)
【主な変更点】
●不具合修正
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