アップル製品の開発者たちが集まる世界開発者会議『Worldwide Developers Conference 2009』(WWDC2009)。
今年の注目は、なんといっても発表が確実視されるiPhone OS 3.0。そして新MacOS X『SnowLeopard』の動向。しかし、発表がこれだけとは限らない。毎年恒例の“ワン・モア・シング”があるからだ。
これらが明かされるWWDC2009最大の注目、キーノートスピーチまでは、残すところあと9時間ほど。待ちきれない人のために、前日の会場内の模様を超ワイドなパノラマ写真でお送りする。
開催前日である6/7にサンフランシスコ入りをして、参加バッジを受け取りつつ時差ボケを直す……というのが、WWDCの恒例的な風景。
サンフランシスコの街に足を踏み入れて感じるのは、交通量や旅行者の減少だが、それでもなお、企業~個人まで、幅広い層のデベロッパーたちがこの街を目指してやってきている。日本からの参加者も、今日目撃しただけで数十人規模だ。
そんな注目の会場である市内中心部にあるモスコーンセンターに足を踏み入れると、目の前に見えるのはこのバナー。
事前の噂どおり、キーノートではSnowLeopardに関する何らかの大きな動きがあるだろうことが読み取れる。
しかし、バッジ受け取りスペースの背後には、さらに大きな、しかもポップな超巨大バナーがあるのだ。
↑サイバーショット DSC-HX1のパノラマ機能で撮影。左右に振るだけで、連射撮影した画像が合成され、このような1枚の写真が生成される。この機能、このようなシチュエーションで臨場感抜群なだけじゃなく、非常におもしろい。
このバナーの模様は、もちろんすべてiPhoneアプリのアイコンを拡大印刷したもの。はっきり言って、SnowLeopardよりも遥かに自己主張している……というより、WWDC2009の大きなテーマになるということを予感させるグラフィックだ。
何が発表されるのかは、これから9時間後には明らかになるわけだが、以前からお伝えしているように、今年は週アス+ユビキタスエンターテインメントが、WWDC2009実況 特設サイトにて、全力実況(ほぼライブ中継)を実施。
日本時間の本日の22時すぎから、順次行列動画や、キーノート風景のリアルタイム画像アップ&コメントなどを配信していく。
ということで、新しいアップル製品が気になっている人は、実況を放送する週アスブログ、ケータイ週アス、Ustream、Twitterをまとめてチェックしていただきたい。
(WWDC2009週アス取材班)
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