テレビ東京系で日曜深夜26:30に放映している特撮ヒーロー番組『バカリズムマン対怪人ボーズ』(公式サイトはこちら)が、その高いクォリティーとおバカさぶりで話題になっている。
週刊アスキーでは今回、主演を務めるお笑い芸人のバカリズム(升野英知)に、バカリズムマンの魅力をインタビュー。本誌“Town Topics”に掲載しきれなかった完全版をお届けする。
↑イチゴの力でヒーローに変身する『バカリズマン』
『バカリズムマン対怪人ボーズ』では'70年代のヒーロー物、とくに『人造人間キカイダー』をモチーフに、チープでポップな映像を再現。それっぽい主題歌を作ったほか、キカイダーでナレーションを務めた岡部政明氏を本作でもナレーションに起用するなど念の入れ方は徹底している。
さらに第1話を公式サイトと携帯サイトの両方でストリーミング配信。7月にはDVD化も予定しており、用意は周到だ。
↑ 『バカリズムマン対怪人ボーズ』の携帯サイトはこちらから
まず、そもそものキッカケを教えてください
バカリズム:放送作家の酒井健作さん(FNS地球特捜隊ダイバスターなどを担当)と以前から、'70年代のヒーロー物をテーマにおもしろいことをやりたいねって話をしてたんです。まさか実現するとは思ってませんでしたけどね。
個人的には面白かったらどんな役でもいいと思ってました。それこそボクが出なくても、面白ければそれでもいいくらいです。まさか自分が、あんなベルボトムを履くことになるとは思わなかったですけどね。
MCボーズさんと共演されることになったキッカケは?
バカリズム:ボーズさんとはCSの番組でご一緒したのが最初で、ボクが昔からスチャダラパーのファンだったことを話したりして仲良くなりました。それでボーズさんとはいつかなにか、一緒に面白いことをやりたいねって話をしてたんです。
それで最初はトーク番組の予定だったんですよ。ボーズさんとボクでヒーロー物のコスプレをして、トークありきでVTRを見ながらしゃべるってことで、ボーズさんからも「それいいね」ってことで了解もらってました。
でも酒井さんや制作の方々と昔の特撮物を見ているうちに、せっかくだからガッツリやりたいねって盛り上がって、ガチでいくことになったんです。だからボーズさんは収録の現場に来るまで、こんなことになってるって知らなかったんですよ。でも「もう収録なんで」ってみんなで押し切っちゃった(笑)。
ヒーロー物の主人公を演じた印象はどうですか?
バカリズム:気持ちの持っていきかたはジックリ考えましたね。でも収録が3日間しかなかったんで、最初のうちはバタバタですよ。けっこうみっちり撮影したんですが、ボーズさんって実はもう40歳で、現場でも「40歳のオッサンになにやらせてんだ」って感じでしたけど(苦笑)。
主題歌もスタジオで初めて聴いて、すぐに録音ですよ。大事なのは雰囲気だし、歌詞をみっちり覚えなくてもいいと思ったから、実際ほとんどワンテイクです。
早くもDVD化が決まっていますが
バカリズム:次は「ザ・ムービー」でやりたいですね。スタッフのみなさんもそう言ってますし。でもボーズさんに「今度はザ・ムービーやりましょう!」って言ったら、フワッと流されましたけど。
向こうは『レインボーブリッジを封鎖せよ』ですけど、ボクらも木場(東京都江東区)の公園でブリッジを封鎖してロケしてましたからね。スタッフ数人で、家族連れとか止めてましたから。そのとき、どこかのオジサンに怒鳴られてたなあ。
今度、ボーズさんのラジオ番組(TFM『SCHA-NOVA』金曜26:30)に出演するんで、公共の電波でしゃべっちゃえば既成事実になりますよ! ロケはテレ東のまわりでいいです。角度変えて撮ればわからないから。実際『バカリズムマン』もテレ東周辺でずいぶん撮ってますから。
◆お知らせ◆
バカリズムライブ番外編『バカリズム案』が開催!
人気のお笑い芸人バカリズムが、普段のライブとは一味違う“いろいろな案”を披露。コントライブとは異なる空間を楽しもう。
【日時】
2009年6月30日(火) 開場18:30 開演19:00
【会場】
新宿明治安田生命ホール
【チケット】
ローソンチケットより2009年5月16日(土)発売
TEL.0570-084-003(Lコード…36366)
TEL.0570-000-407(オペレーター)
【主催・お問合せ】
(株)マセキ芸能社
http://www.maseki.co.jp/talent/detail?talent_id=7
(編集部 カゲ)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります