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やっぱピアノ最高っす!! ヤマハの『AvantGrand』発表会

2009年04月15日 22時26分更新

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ども、通勤時はいつもPSPでピアノ曲を聴いているいーじまです。

さてさて今日(15日)は、そんなピアノ好きな私が、サントリー小ホールで行なわれたヤマハの電子ピアノの発表会へ行ってきました。
ヤマハは、アコースティックピアノと電子ピアノを融合させた鍵盤楽器を 「ハイブリッドピアノ」として称して、
この『AvantGrand』シリーズを広めていくようで、 発表会には、ピアニストの仲道郁代さんによる演奏も楽しめました。
いやぁ、仕事中にプロのピアノ演奏を聴けるなんてうれしい限り。

そんな『AvantGrand』のすごいとこを紹介しましょう。

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AvantGrand 『N3』

ざっくり言うと、弦の張っていないグランドピアノに、スピーカーを付けて電子的に音を鳴らしたもの。
音は、ヤマハのフルコンサートグランドピアノ『CFⅢS』から左右、中央、奥の4ヵ所でサンプリングしたものを使用。グランドピアノと同じ機構のハンマーは、非接触型のセンサーにより、打鍵したときの感覚に影響なく、繊細なタッチも表現できる仕様になっている。

鍵盤はもちろんグランドピアノと同じ木製・人工象牙鍵盤を採用。
実際に触ってみたが、素人レベルならグランドピアノを弾いているのとまったく遜色ない。
さらに凝っているのが、ペダルの踏み込み感覚。ピアノを弾いている人ならわかると思うが、ペダルはオン・オフではなく、微妙に踏む強さを変えて演奏する。その微妙なニュアンスもグランドピアノでペダルを踏んだときと同じ感覚で行なえるのだ。

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さらにさらに、鍵盤を打鍵している指に、しっかりと弦の振動を感じる“タクタイル・レスポンスシステム”という機能も開発。振動レベルは3段階に調整できるが、ピアノを“弾いている”感覚をしっかり味わえる。
スピーカーは、3ウェイ方式をサンプリングした場所とほぼ同様の位置に設置。ピアノの裏にも4つのスピーカーを配し、譜面台下部分にある共鳴板と共に、アコースティックピアノのような響きと拡がりを楽しめる。

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スピーカーは、上と下の両方に4つずつ埋め込まれている。

実際に触った感じ、自宅にヤマハのアップライトピアノがあるが、それよりよっぽど音色も打鍵の感触もいい。

ピアニストの仲道郁代さんは、この『AvantGrand』を使って4曲の演奏を行なったが、久々の生演奏を聴いて背筋がゾクゾクきました。

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仲道郁代さんの生演奏にうっとり・・・。

2曲目のショパン『幻想即興曲』と4曲目のシューマン=リスト『献呈』が、私的に好みな曲。目をつぶって聴いていれば、電子ピアノとは思わない音色ですばらしかったぁぁ。
ただ残念だったのが、ひとりの女性カメラマンのシャッター音がうるさかったこと。あんなにパシャパシャ撮る必要あるのか? と言うぐらい撮っていて非常に不愉快でした。

仲道郁代さん曰く、コンサートグランドまではいかないものの、できのすばらしさにはびっくりしたとのこと。アップライトピアノより断然こちらのほうがいいともおっしゃってました。

ピアノは感覚を研ぎ澄まして弾くため、感触がとても大事。さらにアコースティックピアノに近づくべく、ヤマハの今後の展開が気になります。

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ボリュームやらリバーブやら“タクタイル・レスポンスシステム”の設定はここから。

で、お値段ですが、

ヤマハ ハイブリッドピアノAvantGrand 『N3』
税込価格(本体価格):1,522,500円(1,450,000円)
5月15日(金)発売

ヤマハ ハイブリッドピアノAvantGrand 『N2』
税込価格(本体価格):1,102,500円(1,050,000円)
7月15日(水)発売

まぁ、音はいくら弾いても狂うことはないから調律の必要はないし、高いと感じるか安いと感じるかは、ピアノに対する愛情次第、かな。

ちなみに、私は安くはないけど高くもない。N3が欲しいなぁって思いました。とりあえず、取材して詳しく開発者に起きなしを伺いたいきたいですね。

ヤマハ『AvantGrand』

(編集部・いーじま)

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